でいりいおくじょのBLOG

2012.03.04

サンマのひつまぶし

減塩本の原稿の最終チェックに追われていて
買い物に行く時間が取れず
ようやく一段落ついた時にはすっかり夕方
ひな祭りなので、お刺身買ってちらし寿司!!と思っていたのだけれど
めぼしいお刺身がなくて断念。

けれど、気持ちは肉より魚に傾いていて
刺身から一転、サンマなど買ってしまいました。
 
この前、名古屋で食べたひつまぶしが美味しかったので
さんまでひつまぶしを作ろうというわけです。
 
サンマは手開きにすると
うなぎに見えなくもない・・・。
 
手開きといえば、イワシの専売特許で
サンマを手開き!?と思うかもしれませんが
これ、私がもう何年も前からやっている方法でして
サンマも手開きができるんですよ。
 
キッチンハサミで頭を切り落として
お腹のところも斜めにハサミで切って
それからお尻のところまでハサミでちょきちょき切り込みを入れたら
内蔵を出して、中をきれいに洗い
 
後はイワシの手開きの要領で
中骨の上に指を当てて滑らせて開き
 
尾のほうで骨をぽきんと落ってから
骨を引き剥がすって感じ。
文字で書くとわかりにくのですが
イワシの手開きと、同じ要領です。
 
多分、これを備長炭とかでこんがり焼いたら
うなぎに負けないくらい美味しいと思うんだけど
まあ、家庭料理なので、小麦粉をまぶしてフライパンで焼いて
(ここは、こんがり香ばしく焼くのがコツ)
 
醤油、味醂、蜂蜜、生姜、などを合わせたタレをからめる。
ご飯にもたれがからんでほしいから
タレはご飯の分も考えて多めに。
 
で、
土なべで炊いたご飯の上に、
刻みのりと長ネギの小口切りをたっぷり敷き詰めて
その上から、
香ばしく焼けてたレがからんだうなぎ、いやサンマをタレごとジャバっとのせる!!
 
最後にゴマ、山椒の粉などかければ出来上がり。
食べるときにわさびも添える。
 
おおーっ、ひつまぶし!!!
サンマだけど、うなぎに負けてないぞ!!!
 
食卓が盛り上がりますね~。
一尾98円のさんまがうなぎと対抗しちゃう。
これぞ家庭料理の底力です。

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