でいりいおくじょのBLOG

2022.06.21

噛むことの健康効果

噛むことが

気持ちを上向きにしてくれたり

ストレスを発散させてくれたり

食欲を増進させてくれたり

良いことがいっぱいあるという話を、先日書きました。

 

けれど、噛むことには、それだけじゃなくて

まだまだいっぱい良いことがあります。

 

例えば、

噛むことであごと舌を動かす。

これが、すごくいいのです。

 

顎や舌って、脳に近いから

脳が刺激され、ボケ防止にもなる。

 

加齢とともに、嚥下機能が低下して

普通に食べていてもむせたりするようになるんだけれど

それは、飲み込む力の問題だけではなく

顎や舌の動きが低下していることにも問題があるんです。

 

で、

顎や舌の動きって

足腰と同じように、動かさないと低下する。

 

だから、こまめに動いて運動している人は

足腰が鍛えられて、寝たきりになりにくかったりするのと同じように

 

日々しっかり噛んでいる人は

顎や舌の動きも衰えないので

飲み込む力もキープされるというわけ。

 

文字で書いたら

どうでもいいようなことのように思えるかもしれませんが

 

しっかり噛んで、きちんと飲み込むことって

はっと気づいたら、噛めない、飲み込めないってことが起こる可能性あり。

足腰の衰えと同じなんです。

 

足腰が衰えると寝たきりになるリスクがあるように

顎やしたの動きが衰えると、誤飲するリスクがある

誤飲って、むせるだけじゃなくて、それが原因で死ぬことだってあるわけですから

噛むことも、身体を守るトレーニングなのですよ。

 

でも、トレーニングだと思って、頑張ってやるのは

続かないし楽しくないですよね。

 

足腰を鍛えるのだって、

暮らしの中で楽しみながら歩いたり、動いたりした方がいいように

噛むことも、美味しく楽しくやった方が、断然いい。

 

だからね、

楽しく噛んで、美味しく食べられる料理はいいですね。

もっともっと噛みたくなるような。

 

ちなみに、

しっかり噛むというと、固いものをかむイメージですが

歯が痛いのに、固いものをかむ必要はなく

自分に合った固さのものをかめば、それでいいと私は思います。

 

先日、YouTubeで人参の味噌漬けを紹介したら

歯が悪くて噛めない

って言う方がおられたんですが

大事なのは、ニンジンをかむことではなく

顎を動かして、飲み込むという一連の動きですから

にんじんを、好みの固さにゆでてから味噌で和えるのでもいいと思います。

 

それがだめなら、柔らかく蒸したかぼちゃとかでもいいですよ。

 

自分に合った固さのものを

しっかり顎を動かして、味わって食べてみる。

それだけでも、充分噛むことの効果はあると、私は思います。

 

今日も、しっかり噛んで、美味しく食べて

後は、こまめに体を動かして

元気な毎日って、たぶんこんな単純な事の繰り返しでできているんだと思います。

 

(557) ポリ袋で簡単!ポリポリ食感がクセになる、めちゃめちゃ美味しいにんじんの即席漬け。食べ方いろいろ。<ニンジンの味噌漬け> – YouTube

 

(575) フライパンで10分。かぼちゃのおいしさを最大限に引き出す蒸し方。作り置けば、食べ方いろいろ、便利です。<万能蒸しかぼちゃ> – YouTube

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

 

 

 

 

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