でいりいおくじょのBLOG

2023.01.03

おせち料理の思い出

はじめておせち料理を作ったのは高校生の時でした

 

うちの家は母が全く料理できないので

おせち料理は、近所の仕出し屋さんにお願いする

というのが、毎年の恒例でした

 

今でこそ、デパ地下や通販でおせちを買ってくるのが普通になりつつありますが

あの当時では、けっこう先進的だったと思います。

たぶん、値段も結構していたはず。

 

ある時、

父が、仕出し屋さんに払うお金をやるから

その中で、材料を買って自分で作ってみないかと言ったんです。

 

材料を安く買ってくれば

けっこうな金額のお小遣いになる計算です。

 

そうして、作ったのが最初です

高校生の時で

買い出しからすべて、自分一人で作りました。

 

それまで料理本を見るのも好きだったし

本を見ながら、工夫して作るのも好きだったので

おせちの本を色々集めて、研究して仕上げましたが

どんなおせちだったのか・・・。

 

その時、

どんなおせちを作ったのか、ほとんど覚えていないのですが

(おそらく、ザ・おせちって言うような伝統的な料理を作ったはずです)

 

その時のおせちで

すごく覚えているのが

ものすごい量の砂糖を使った事。

 

その量に、めちゃめちゃ驚いたことは、すごく鮮明に覚えています。

 

おせちのために、1キロ入りの砂糖を買ってきて

それがほぼなくなったのですから。

 

まあ、黒豆とか、栗きんとんとか、後、正月用の寒天やらも作ったし

煮物にも大量の砂糖を入れるので

あの頃の伝統的なレシピを考えれば、

たぶん、相当量の砂糖を使っているはずです。

(まだまだ、砂糖たっぷり使うことが豊かさと思っている時代でしたから)

 

それから、毎年、毎年おせち料理を作るようになって

(お小遣い欲しさもあって)

 

やっぱり、味が濃くって、甘ったるいおせちはおかしいと思うようになって

 

だって、お正月明けに、

みんな太って体調を壊すって

なんかおかしいと思ったんです。

 

おせちを美味しく食べて

身体も元気で

正月明けから、元気に暮らせる

そういうお正月の料理でなくっちゃって思ったんです。

 

あれから40年。

 

毎年作り続けて

 

まだまだ、進化し続けています。

 

ラインナップや、見た目は

もう、ここ10年くらいは、ほぼ形が決まって

変わっていませんが

 

作り方、味つけての仕方

塩分量や、砂糖の量など

毎年、少しずつ変化させています。

 

そう考えると

健康的で美味しいおせちというのは

私の一生のテーマなのかもしれません。

 

また、来年に向けて

いろいろ試行錯誤しなくっちゃ。

 

2023年おせち

コメント

  1. Amy より:

    明けましておめでとうございます。
    まあ、とても豪華なお正月料理の数々…..お料理屋さんに居るような気になります。溜息しか出ません。実家はいわゆる関西のお雑煮でしたが、二日目にはマギーのブイヨンを溶かしてスープを作り、オーブントースターでお餅を焼いて、連日私だけ、お雑煮を食べていました。蒲鉾、三つ葉はまとめて切ってタッパに入れ、冷蔵庫で保存するという執念の入れよう。若かったので血糖もコレステロールも怖いもの無し。本年も先生の身体に優しく、お財布に優しく、心にも優しいお料理を楽しみにしております。

    1. 奥薗壽子 より:

      お雑煮、いいですね。
      関西のお雑煮は、お餅を焼かずに入れることが多いのですが
      私は、お汁の中で、お餅がとろけるのが苦手で
      焼いた餅を入れるほうが好きです。
      そして、具沢山よりも、シンプルなお汁の方が好き
      お雑煮にも、好みがありますよね。

  2. 八木 より:

    奥薗先生、明けましておめでとうございます。
    先生のおせち料理にまつわるお話、とても興味深いですね。 今では ポチッとするだけで簡単にオーダーできますが、当時のおせちは それこそ 主婦が代々受け継ぐ婚家の味みたいな超保守的なお正月料理の印象がありましたものね。でも、仰るように 便利な調理器具を駆使しながら、調味料の配合を変えたり、昔はなかった使いやすい材料をフル活用したりする事で 形はあまり変えずとも その時代に即したいわゆる「進化系おせち」が作れるんですね。 とても深いです。古くて新しい まさに「温故知新」の極地なのかもしれません。

    1. 奥薗壽子 より:

      おせちは、本当に大きく変化しています。
      買うことも当たり前になりましたし
      家庭の味というものへのこだわりも、だんだんなくなりつつある気がします。
      その一方で、今の時代に合ったやり方と、調理法で
      新しいおせちの形もまた、生まれつつある気がしています。

  3. ゆみっちょ より:

    こうして綺麗に盛り付けられているのを見ると、さすが先生、プロだなぁと
    思います!私も自分で「なんちゃってお節」を作るようになってから、
    その砂糖の多さにびっくりしました。先生がおっしゃる通り、
    私も砂糖を買いに走りました。今年は先生に、ぜひ甘さ控えめのレシピを
    たくさん教えていただきたいです。

    1. 奥薗壽子 より:

      砂糖の量の多さ、びっくりしますよね。
      今の時代、おせちは買って食べるものに変わりつつありますが
      それでも、手作りする意味は、
      自分好みの味付けにしたいとか、体に良いものを作りたいというようなことだと思っています。
      家庭料理研究家としては、研究を深め
      そういうおせちレシピを、少しずつ紹介していけたらいいなと思っているところです。

  4. ちゃび より:

    お節を高校生から作り続けている事にも驚き素晴らしいと思いましたが、先生のお父様のご提案も凄いな✨と思いました。
    とても素晴らしい経験をなされたんだな〜と思いました。
    先生の高校生の時の事を知れて、先生のその当時の模様が頭の中でドラマのようにイメージされて、今回のお話は格別に楽しかったです🎶
    あと、そういえば先生は家庭料理研究家を目指す事を意識し始めたのはいつなのかな〜?って興味もわきました🌟
    これからも“でいりぃおくじょの”も楽しみにしています♡

    1. 奥薗壽子 より:

      楽しんで読んでもらえてうれしいです。
      料理研究家を目指したのは、ずいぶん大人になってからです。
      大好きな料理を仕事にしたくなかったんです。
      その話は、またおいおい。

  5. ちゃび より:

    返信ありがとうございます🎶
    料理研究家を目指したのが、ずいぶん大人になってからだったなんて驚きました!

    おいおいの時を楽しみに待ってます🎶

    1. 奥薗壽子 より:

      また、書きますねえ~。

  6. 亜紀 より:

    奥薗先生、こんばんは。
    先生のレシピは、素敵な奥さんの別冊付録や、乾物レシピ、居酒屋レシピなど、今から20年近く前に新婚ホヤホヤ、料理ダメダメの私を救ってくれました😊 今もTwitterで先生のレシピを愛用中、日々、美味しく簡単に作れて楽しく料理しています。
    私は砂糖が苦手なので、先生のレシピはいつも自然な甘さを生かし、みりんやハチミツなどで優しい甘さを出すお料理で、美味しくいただけます😋 おせちも、先生の作り方参考にしていきます。これからも先生のお料理楽しみにしています♪

    1. 奥薗壽子 より:

      コメントありがとうございます。
      そんな昔から!?
      感激です、うれしいです。
      これからも、どうぞよろしくです。

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