でいりいおくじょのBLOG

2023.05.28

映画日記「ラ・ラ・ランド」

最近、「ラ・ラ・ランド」を見返したんだけれど

こういうのって、

見るたびに、心が動く箇所が変わりますね。

 

私、もともと主演のライアン・ゴズリングがめちゃめちゃ好きで

「きみに読む物語」でも、キュンキュンしっぱなしだったんですが

 

この映画のライアン・ゴズリングもめちゃいいです。

 

ラ・ラ・ランドの中で

一番好きなシーンは

セブ(ライアン・ゴズリング)が、

ミアにオーディションを受けろと言いに行くシーン。(かなり後半です)

 

ミア(エマ・ストーン)は女優になるためにいろいろ頑張っていたんだけれど

ことごとくうまくいかず、

オーディションにも落ちてばかりで

夢をあきらめかけていたんです。

 

そんな時に、キャステイング事務所から電話がかかってきて

その電話をとったセブ(ライアン・ゴズリング)が

車を飛ばしてミアの所に行き

オーディションを受けろというんです。

 

受けたくないというミア

自分には才能なんてないし

自分が女優になれるわけないし

これ以上傷つきたくないから頑張れない

 

そんなミアに対して

セブがいうんです。

 

赤ん坊だな

ピーピー泣いている赤ん坊だな

 

そうして、ミアを強引にオーディションに連れていくの。

 

ここのシーンが最高に良いんですよ。

 

自分が、自信喪失して

現実から逃げ出したくなっている時に見ると

もう、手放しで号泣します。

 

はい、私、今逃げ出したくなっているものがあるので

声をあげて泣きました。

 

逃げ出したいって言っても

本当は、逃げ出したくないんですよ。

 

でも、怖くて怖くて仕方ないから

前に進むことができないから

逃げるしかないと思っているだけで

 

でも、

逃げても、本当は楽になんかならないし

後悔が残ることもわかっているから

心の中は苦しくてたまらない。

 

はあ~~~~~

 

ネタバレになるから、あまり書きませんが

本当は、セブも自分の夢をあきらめかけていて

ミアのおかげで、自分の夢を取り戻せたんです。

 

二人とも、自分の事となると、からきしダメなのに

相手の事となると、必死で背中を押す

自分の事となる、否定的な事ばかり思うくせに

相手の事になると、なんで諦めるんだと真剣に怒る。

 

それって愛だなって思う

めちゃキュンキュンします。

 

そんなこんなで

あきらめないで頑張ろうって、思えました。

 

ありがとう

ラ・ラ・ランド

ありがとう

ライアン・ゴズリング様

 

いずれにしても、ラ・ラ・ランドは愛の話です。

 

恋愛というよりは

もっと大きな愛の話だと思う。

 

最後の終わり方は、思うところがいろいろあるけれど

私は、大きな愛に包まれる感じがしました。

 

まだ見たことがなかったら

これは絶対見たほうがいいと思う。

おすすめです。

 

 

ラ・ラ・ランド

コメント

  1. ママデューク より:

    ネタばれ注意‼️
    「ラ・ラ・ランド」(監督デイミアン・チャゼル)は以前観ました♪
    しかし観た時落ち込んでいたのか感想を書いてなかったみたいで、もう断片的にしか覚えていません♪
    オープニングの渋滞の高速道路の車から人々が次々に出てきて歌い踊るシーン演出♪町の小高い丘で踊るシーン♪映画「理由なき反抗」(監督ニコラス・レイ)にも出てきた天文台で歌い踊るシーン・演出なんかが楽しかったです♪
    奥薗姐さんの指摘していた、自分の事ではダメでも相手の事になると本気になって励ます感じはボクは感じとれていませんでした🎞
    又最後の「パラレルワールド回想」も自分には良く分からず、恋愛ストーリーについてはボクはあまりノレなかった記憶があります🎞️
    折角オススメしてるのに、否定的な感想で申し訳ありません🙇‍♂️
    それでは失礼致します🙇‍♂️足立区一のお調子者f@

    1. 奥薗壽子 より:

      オープニングの渋滞高速道路のシーン、めちゃめちゃいいですよね。
      何回見てもいい。それ以外の踊りのシーンも、すごーくいい。

      最後の終わり方なんですが
      ミアの女優のなる夢は、セブの後押しで実現するのですが
      それは、すなわち、二人がともに生きることをあきらめなければならないという選択でもあったんです。

      別々の夢を追いかけながら
      二人が一緒に生きていくことはできない
      だから、あれは、セブのこころのなかにある”もしも”なんだと思います。
      もしも、ミアが女優になる夢をあきらめて、二人で一緒に暮らしていたら
      それはそれで幸せだったかもしれないけれど
      きっとどこかで後悔が残っていたはず。
      だからこれでよかったんだというセブの表情が、めちゃめちゃグッときました。
      なんか、大きな愛を感じました。

  2. ママデューク より:

    Amazonプライム・ビデオのサブスクに「ラ・ラ・ランド」(監督デイミアン・チャゼル)あったので観直して感想も書いてみました♪
    「ラ・ラ・ランド」公開時「今時本格的な恋愛ミュージカルを作るなんて面白いな」と感じ、映画館では観なかったけれどAmazonプライム・ビデオで観たのを覚えています📺その時は予告でも流れていた渋滞道路での歌とダンスがピークで尻すぼみだと感じたり、お互いの夢は実現するが別れてしまう主人公2人の恋愛に共感できず、楽しめなかったと感じたのですが、その後にデイミアン・チャゼル監督の「セッション」がボク的に面白くて監督に好感を抱いていたので今回観直そうと感じ、今回観直してみて音楽や歌とダンス満載で楽しく、主人公2人の恋愛も以前観た時より共感できて、とても楽しめました♪
    パラレルワールド回想も奥薗姐さんの解釈を読んで違和感なく観れたし、パラレルワールド回想の時の歌やダンスを交えた撮り口自体も面白かったと感じました。
    流石は大ヒットしただけあって面白く、その面白さを感じられて観直して良かったなと感じました♪ありがとうございます🙇‍♂️

    前置きが長くなってしまったので感想は別投稿させて下さい🙇‍♂️

    それでは良い映画を沢山観て良い人になって下さいね😉サヨナラ・サヨナラ・サヨナラ👋足立区一のお調子者f@

    1. 奥薗壽子 より:

      見直してくださって、ありがとうございます。
      うれしいなあ。
      実は、私も恋愛ものはあまり得意じゃないんですが
      このラ・ラ・ランドは、恋愛というよりも、愛の物語って感じだし
      書いてくださっている通り、ミュージカル的なところのシーンがすごくいいですよね。
      そこが、いわゆる恋愛映画とは違う感じで、いいと思いました。
      ラ・ラ・ランド好きな人が多いの、分かるなあって思いました。

  3. ママデューク より:

    ネタばれ注意‼️
    「ラ・ラ・ランド」(監督デイミアン・チャゼル 128分)
    話の内容は、ジャズピアニストと女優の恋を描いたミュージカル♪
    オープニングの渋滞の道路の乗っている車から人々が次々と降りてきて歌い踊るシーンが楽しかった(特にトラックの荷台を開けると楽器演奏のバンドが乗っていて音楽を演奏する演出がボク的に楽しかった)
    クリスマスパーティーに行く時の歌とダンスが楽しかった(カラフルな服やクリスマスパーティーでプールに飛び込むなんかがボク的に楽しかった)
    小高い丘での歌とダンスも楽しかった(「恋をしないなんてこの素敵な景色がもったいない」みたいな歌詞もボク的に良かった)
    セブがミアの働くカフェにミアを迎えに来た後の、撮影してる中を2人で一緒に歩くシーンがボク的に良かった
    夕暮れの桟橋で、セブが歌いながら黒人老夫婦の夫の落ちた帽子を拾って渡し、妻とセブが踊って夫がやきもちを焼く演出がシャレていた
    映画館で手を握り、キスをしようとした時に、フィルムが燃えてスクリーンの映像が崩れ、灯りがついてキスをやめる演出がシャレていた
    「理由なき反抗」(監督ニコラス・レイ)にも出てくる天文台での歌とダンスも楽しかった(特に主人公2人が宙に浮き、プラネタリウムの星の中で歌い踊り、再びプラネタリウムの座席へ降りてくるという演出がシャレていた)
    夏のデート。デートしている所で踊ったり、自宅でセプがピアノ弾いて歌ってるとミアも歌い出したりするのが楽しそうだった
    自分のしたいジャズじゃない音楽で稼いだり、1人芝居に客がまばらだったりというセブとミアのすれ違いや夢実現の困難さの演出がボク的に良かった
    最後のパラレルワールド回想で、今までの事が全て上手くいき、セブとミアが結婚して子供も出来て幸せに暮らすというパラレルワールドを、歌と踊りを交えて表現するのが楽しかった
    全般的に
    以前観た時は、オープニングの渋滞道路の歌と踊りがピークで尻すぼみになるとか、パラレルワールド回想の意味が良く分からず、それ程楽しめなかった感じがあったが、今回観直してみて、パラレルワールドも含め歌と踊り満載で楽しかったし、結局は別れてしまうが自分の夢はお互い実現出来たセブとミアの恋愛も楽しく観れた
    ハリウッドのミュージカル黄金期はとっくの昔に過ぎ去ったご時世に粋な恋愛ミュージカルを作ろうとしたデイミアン・チャゼル監督の心意気も楽しい、21世紀の本格的恋愛ミュージカル映画

    1. 奥薗壽子 より:

      すばらしい!!
      ありがとうございます!!

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