家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
私のおばあちゃんの田舎は
京都の丹波というところで
田んぼと畑しかないような土地柄なので
ごちそうと言えば、鶏肉。
お正月のすき焼きも鶏肉。
近くの養鶏場があるので
そこから、鶏をつぶして持ってきてもらうのです。
だから、おばあちゃんも母親も
牛肉と言うと、何か元気をつけるお薬みたいに思っているところがあって
たまに、牛肉を食べると
これで、身体がしゃんとして元気になった~~
と喜んだものでした。
その感覚が奥の方にずーっとあって
牛肉を食べると、何か元気になる、みたいな感じがするから不思議。
子供の頃にインプットされた感覚ってすごいね。
だから、お正月にローストビーフは
ちょっと多めに作って、たっぷり食べます。
すき焼きとか、しゃぶしゃぶよりも
ローストビーフ!!
すき焼きもいいんだけれど
関西風のすき焼きって、砂糖も醤油もたっぷりで
食べながら、塩分も糖分も取り過ぎだよね~~って思ってしまう自分がいるし
しゃぶしゃぶにするなら
豚肉の方が、あくが少なくてあっさりしていてクセがなくて好き
なんです。
(あくまで個人的な好みです、すいません)
だから、やっぱりローストビーフになるんです。
私はフライパンで焼くので、
大体500g位までが焼きやすく
そう思って買いに行くのに
いざ買うとなると500gだと足りないかも‥って心配になって
700gくらいのものを買ってしまい
いざ焼く時になって
ああ、この大きさだと焼きにくいんだった~~
って後悔する。
そういうことを毎年やっていて
今年も、お決まりのようにそれをやって
そしてお決まりのように、
よし!!買ったからには焼いてやる!!
って腹をくくって焼くでありました。
でも毎年、
焼く前にビビって、腹をくくって焼く
を繰り返していると
そういうのを体が覚えて
腹をくくってからは、意外に度胸が据わってビビらないものです。
で
今年も無事に焼けて
ペロッと食べちゃいました♪
今日は、最後に少し残しておいたローストビーフで
ローストビーフサンドです。
これが、毎年楽しみなのよ。
お店で売っているみたいに、いろんな具を挟むのもいいけれど
今日はリーフレタスとローストビーフのみのシンプルなのにしました。
パンには、わさびマヨネーズを塗って
ローストビーフには、肉を焼いたフラパンで作ったグレービーソースを塗って
シンプルに作ると
肉の美味しさがしっかり味わえて、これはこれで良いんです。
めちゃ美味しい~~~~~♪
はあ~~~
今年も、元気に過ごせそうです。
(ちなみに風邪、治りました!!)
コメント
こんにちは。いつも楽しく拝見しています。
私の食卓は奥園レシピで構成されています(笑)。
ローストビーフの作り方もぜひお教えいただきたく、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
うれしいコメントありがとうございます。
ローストビーフ、また機会があれば紹介させてもらいますね~~。