家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
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今日はエッセイの講座です。
今日の講座では
考えるテーマを頂きました。
“不思議”と“説明できない”は、どう違うのか？
これが今日の宿題です。
“不思議”と“説明できない”
私なりに考えたことはこう
説明できないというのは
自分が説明できなかったり、知識がないだけで
どこかにちゃんと答えがある
それに対して
不思議は、答えがない
そこが違うところ。
それでは
不思議って言うのは、例えばどんなことか？
私にとって、不思議な事って何かなって考えてみると
今一番不思議なことは、出会い。
誰かと出会う、知り合う、つながる
何かと出会う、深く知りたくなる、心惹かれる、やってみたくなる
それって、一見当たり前のように見えるけど
全然あたりまえじゃない
なんかすごく不思議だと思うんです。
例えば
このエッセイ教室に通い始めたこと
なぜ、ここだったのか
なぜ、この教室だったのか
そもそも、なぜそこまでエッセイを書きたいと思ったのか
考えても答えは見つかりません。
でも、なにかそこに大きな力が働いているのは感じているんです。
最初はボロボロになって
もう、やめたいやめたい、って泣きまくったのに
結局、やめることなく続けて
友達もできた
その出会いの一つ一つが、すごく不思議な気がするんです。
そして、そこに何か意味があるような気がしています
でも、そこで
もう一歩踏み込んで考えてみる。
そうすると
不思議には、答えはないけれど、意味はあるように思えてくる。
なぜ、この出会いがあったのか
なぜ、こんなにも書きたいのか
理由はわからないけれど
出会ったこと、書きたいと思ったこと
そのこと自体は何か意味がある、ように思う。
つまり、
”説明できない”は、現象なのに対して
”不思議”は、現象ではなく意味。
そうすると
不思議を感じたとき、
それは、同時に
それが何を意味しているかを考えなければならないという事
不思議なことには、
何か大きな力で動いている気がします。
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