家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
京都の田辺にある一休さんのお寺に行ってきました。
通称は一休寺ですが正確には酬恩庵。
ここは昨年秋の、“そうだ、京都行こう”のパスター写真になったので
昨年は、一躍有名になって、すごい人気でした
紅葉がきれいなところは
新緑もすごくきれいなので
実は、ここは秋だけでなく、この時期もすごーくいいのです。
ただ、駅からちょっと遠いので、(徒歩20分)
この暑い中歩いていくのはかなり大変なこともあって
この時期、かなりの穴場です。
入口の所から、緑がすごくきれいです。
中に庭園があって
そこに、“このはしわたるべからず”の立て看板。
きゃはっ、やっぱ、いっきゅうさんといえばこのかんばんですね~。
もちろん、真ん中を通ってわたりました。
お土産に、一休寺納豆を買いました。
これは、蒸した大豆に、はったいこと麹を混ぜたものをまぶし手発酵させたもので
味噌に近いけれど、味噌とは全く違うもので
このままつまんで食べたり
みそ汁に溶いて入れたり
中国料理の豆鼓みたいに炒め物にしたりして食べるんです。
一休さんが、住職をされていた大徳寺にも
大徳寺納豆という、すごくよく似た納豆があるのですが
大徳寺納豆の方が小粒で、少し硬めでコクがあり
一休寺納豆の方が大粒で柔らかく、あっさりとしています。
まあどちらも一休さんゆかりのものなので
すごくよく似ているけれど、それぞれに独自の作り方があるのが面白いなあとおもいます。
因みに、この納豆、常温保存で、ほぼ半永久的に保存ができるのだそう。
一休さん、すごすぎる、
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