家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
北海道の知人から、立派な時鮭が届きました。
ここ数年の異常気象で
北海道の海も状況が変わり、
なかなかいい鮭が取れなくなってきているのだとか。
そんな中、
今年も送って頂けたことに、感謝感謝。
まずはシンプルにおいしさを味わうのが良いかと思い、
今日はムニエルです。
鮭にあらかじめ塩と酒を振りかけて下味をつけてから
キッチンペーパーで表面の水分を取り
小麦粉をはたいて焼きます。
まずは皮目から。
こういうのは皮目をパリッと焼かないとね。
皮と身の間の脂がジュクジュクと流れ出し
その脂で皮を揚げ焼きにするの。
ここは焦らず、じっくりと。
しばらくすると、皮がおせんべいみたいにカリッカリになって
もうこの皮だけでご馳走になる。
後は、出てきた脂で身を焼く。
蓋はせずに焼くのがコツ。
ふたをすると、匂いがこもってしまうし
せっかくカリカリに焼けた皮が、ふにゃふにゃになってしまうからね。
そうして、両面美味しそうに焼けたのをお皿に出したら出来上がり。
今日の付け合わせは、
キャベツのコールスローとポテトサラダとトマト
塩だけで焼き上げた鮭に
レモンを絞って、醤油を少々
ムニエルに醤油、これぞ日本人です。
お箸を入れてみると、もう口に入れる前からしっとりしているのがわかる。
そうして一口。
う~ん💖
しっとり柔らかで臭みがなく
口の中でとろける~。
ほんの少しの醤油とレモン汁、これ以外何にもいらない。
本当に、素材の味だけでご馳走です。
たくさん送ってくださったので
またまだ残っているので
これから鮭料理三昧。
何を作ろうか、楽しみ楽しみ。
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