家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
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食品ロスをなくす取り組みが
コンビニ各社で行われているそう。
私も、なるべく食品を無駄にしないようにというのは、気を付けています。
やっぱり、きちんと料理で使い切る。
そういうレシピを紹介することも、家庭料理研究家としては大事ですから。
私が昔から心がけていることの一つは
食べ切れる量を作るってこと。
（カレーとか、ミートソースみたいなものは別として）
チョコっと食べ残して冷蔵庫にしまうと
そのまま忘れてしまうので
食べ残さないように作る事は、結構心がけていますねえ。
同様に、冷凍保存っていうのも
私は、あまりやらないんです。
これも、自分の性格では、冷凍したことで安心して忘れてしまうから。
料理研究家の台所というと
普通は、常にたくさんの食材がそろっていて
料理のアイデアが浮かんだら、いつでもすぐに作れるっていうイメージかもしれません。
（たぶん、他の料理家の先生たちの台所は、そうだと思います）
でも、家庭料理研究家の私にとっては
いかに、無駄なく食材を使い、きれいに食べ切るか
ここもまた、一番の関心事なんです。
残った食材のことまで含めて考えることが
家庭料理だと思うから。
ジクソーパズルみたいに、あの食材とあの食材を使うと
あれとあれが残るから、あれをこうして、これはああして
みたいなことをやっています。
だから日めくりレシピの料理も
本当は、彩に何かを足せば、もう少しおいしそうに見えたり
もう少し、オシャレになったりするんだけれど
敢えて、それを使わずに仕上げていたりします。
それが私のリアリテイーで
そのために買った食材が残ってしまうということを、避けたいと思っているのです。
材料がないからこそ、必死で頭を働かし
少ない食材をジクソーパズルみたいに組み合わせてレシピを考えるスリル
これも家庭料理ならではの面白さだと、私は思っているのです。
横顔どお？
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