家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
前にも書いたんだけれど
今年の夏は、うちのベランダの花たちはどうも調子がよくなく
なんか今一つ、いい感じに花をつけてくれなかったんだけれど
ルリマツリだけは、例年通り絶好調です。
数年前、ここのベランダをリニューアルしたときに
小さな鉢を買ったのが始まりです。
それが、みるみる大きく育って
(まるで小さな子犬がみるみる大きくなるみたいに)
大きくなるたびに、大きな鉢に植え替えているうちに
今では、ベランダの主みたいな大きさになっています。
ルリマツリは、茎が放射線状に伸びて
本当に自由奔放に思い思いに伸びていくので
何にもしないと、本当にワイルドに育って
ややもすると、
うっかり半乾きで寝てしまった時の頭みたいにぼさぼさになり、
どこから手を付けたらいいのか、途方に暮れます。
しかも、伸びた茎の先に花をつけるので
伸びてしまってからでは、
ヘタに剪定ができないんです。
それで、100円ショップで売っている植物用のわっかみたいのを買ってきて
(ほら、朝顔なんかを行灯仕立てにするやつ)
あちこち伸びている茎を、そのわっかのところから出るようにして
変な方向に行きそうなのは、早めに選定するようになってからは
まあ、どうにかこうにか放射線状に花をつけるようになりました。
ルリマツリのいいところは
なんといっても素直なところですね。
この子の素直さは
ベランダの花たちの中でもダントツです。
きちんと選定してあげたら
思った通りに茎が伸びるし
肥料を上げたら
きちんと、その通りに元気に花をつける。
こうなると、なんかついついひいきして
一番に水を上げてみたり
肥料を上げるときも、優先的に上げてみたりしてしまう。
やっぱ、素直って大事ですね
人間でも、植物でも
素直は最も大事な美徳だわ。
ルリマツリを見てると、本当にそう思う、
素直さは、見ているだけで、心がほんわかする。
うん、いくつになっても素直な心を忘れたら、あかんなあ、って思う。
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