家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
よくドラマとか、映画とか
おしゃれな夫婦が家でクリームパスタなんか食べながらワインを飲んでいるシーンとかありますが
パスタを食べながらワインを飲むというのが
下戸の私には、不思議で不思議で。
だってね、
お酒って、ゆったり楽しみながら飲むもんじゃないですか
でも、パスタってゆっくり食べていたら伸びるじゃないですか。
下戸にはわからんことがたくさんある。
わからんことは、とりあえず自分で体験してみるに限る。
というわけで、やってみました!
カルボナーラ×ワイン
なぜカルボナーラにしたかというと
先日からちびちび飲んでいる白ワインの売り場に
このワインはクリーム系の味に合うって書いてあったから。
いざ試食!!
うちのカルボナーラは、生クリームを使わないので
お店で食べるよりもうんとあっさりしたソースなんだけれど
白ワイン、合います、合います、超あいます。
チーズのコクと香りでワインの香りがふわっと広がり
ベーコンの燻製の香りが追い打ちをかける。
更には、ベーコンの強い塩味が援護射撃。
粗びきこしょうのピリッとした風味もいい。
いいねえ~、合うわ~。
おっと、忘れておった、スパゲテイー。
あれ、スパゲテイーはどこだ。
カルボナーラって、スパゲテイーが主役の料理じゃなかったのか。
主役のはずのスパゲテイーが
いつのまにか、チーズやベーコンの後ろで、存在感を隠して居る。
ゆでたてはどこに行った?
アルデンテはどこに行った?
はっと気が付けば、主役とわき役が逆転して
スパゲテイーは黒子に徹して、地味にみんなをまとめておった。
おおーっ、これがワインマジックか。
不思議ですねえ。
カルボナーラはちっとも変っていないのに
食べ方の方が変化する。
同じ味なのに
感じ方が違う。
こうやって、人はワインにはまっていくんだな~
ナルホド・・・・。
今日の酒量
グラスに1センチ
”飲める人”みたいに書いてみました。
実際は、グラスにちょろり・・。
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