2020.01.11

いつ死んでもいいけれど、今日じゃなくてもいい

最近、コーヒー屋さんでレシピや原稿を書くのが気に入っていて

ＰＣを持って出かけるのが日課になっています。

 

うちの近所には、何件かコーヒー屋さんがあって

その日の気分で、お店を変えるんだけれど

今日行ったのは、ちょっとレトロな感じのコーヒー屋さん。

 

昔ながらの喫茶店ぽい感じは、チェーン店のお店とは明らかに違う感じで

お客さんの平均年齢も高かめ。

ちゃんと、お客さんのすみわけができているのが面白いね。

 

ここのお店は、コーヒーもおいしいんだけれど

サイドメニューが充実していて

ホットサンドとか、パフェとか、パンケーキとか、ジュース類も豊富。

 

若い人が多いス〇バみたいなお店には、

バケットサンドみたいなハード系のパンが多いじゃないですか

でも、年齢高めのお店には

やっぱ、ホットサンドなんだと思う。

 

柔らかい食パンに柔らかい具、そして温かい

うん、これで年齢高めの人の心わしづかみ。

 

パフェも、コーンフレークとかで上げ底してなくて

ちゃんとスポンジケーキみたいな柔らかいのが底に入っている。

はあ～、気配り行き届いているわあ。

 

今日も、私の斜め前の席で

70～80歳くらいの女性二人がおしゃべりしながら、

大きなマンゴーパフェをモリモリ食べてはりました。

 

あんなすごいの、食べきれるんやろか

見たらあかんと思うんだけれど、気になって気になって

 

でも、おしゃべりしながら、モリモリ食べてはる。

 

聞かないでおこうと思うんだけれど、

おしゃべりの内容が、全部耳に入ってくる。

 

普段の生活で、こうすれば節約できるとか

こうすれば、お金がたまるとか

ひとしきりお金の話をして

 

その節約したお金が8000円たまったら

安室奈美恵のＤＶＤを買うという。

 

おおーっ、安室奈美恵か～～～～。

おおおおおおお～～～～っ。

ええねえ。

いくつになっても安室奈美恵でノリノリ

 

ハッと気づいたら、マンゴーパフェが

ミックスジュースに代わっていた

 

ひえええ～～～

すごいなあ。

 

人生、楽しいな。

 

人生を楽しんでいる人を見ていると

なんかこっちまでわくわくする。

 

昨日読んだ、佐野洋子さんの本の中に書いてあった一説を、なぜか思い出した。

 

いつ死んでもいいけれど、今日じゃなくてもいい。

 

そんな風に、力を抜いて生きるのもいいな。

 

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