家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
先日、成熟脳を読んでから
女性脳と男性脳の違いに、がぜん興味がわいてきて
更にもう一冊読んでみました。
「女の機嫌の直し方」(黒川伊保子著 集英社インターナショナルe新書)
この本は、人工知能の研究者による
男女の脳の違いについて書かれた本で
男女の脳を比較しながら、女性脳と女性の思考について書かれた本です。
この本によると
まず、男女の対話スタイルに違いがある。
女性は事の発端から語りたがり、男性は最初に結論を知りたがる。
つまり、女性は最初に答えが決まっているわけではなく
話をしながら答えを見つける。(この時答えが見つからなくても平気)
それに対し、
男性は、ひたすら問題解決を目指し、そのための問題点を探そうとする。
つまり、思考の方向性が違うんですね。
女性は時系列に沿って物事を考えているのに対し
男性の思考は、問題解決に向けてエネルギーが向かっている。
そうなると最終的に欲しているものにも違いが出る。
女性脳が最も欲しているものは共感
男性脳が欲しているものは、結論(問題解決の答え)
この相違により、気持ちが食い違い
悪気がないのに、相手を不快にさせたり、勝手に不快になったりしているそうな。
なるほどね~。
うん、わかるわかる。
確かにそうですよ。話を読みながら、うんうんとうなずくことしきり。
何か問題が起こった時
それについて、ああでもない、こうでもないと考えていると
ああ、あの時もそうだった、あの時もこんなことがあったなんて
そのこととは、関係ないような、どうでもいいこともまで思い出して、
そのことで、話が勝手にどんどん複雑になり
そのうちに話がこんがらがってきて
そもそも何のことを考えていたのか、わからなくなってしまい
頭を整理するために、誰かに話をしたら
「ふーん」とつれない返事をされ
そうしたら、なんでわかってくれへんのって、ちょっと不機嫌になる
けれど
別の話をしはじめたら、なんかいろんなことがどうでもよくなって
でもまあ、何か分からんけどすっきりしたわって感じで
話ができてよかったわ~。
なんかお腹すいたね、甘いもんでも食べようってなって
ああ~これ美味しいわ、やっぱりここのケーキはおいしいね~
やっぱり甘いもんはいいね、今日もいい一日やったねってことになる。
う~~~~~~ん
私は、完全に女性脳です、はい。
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