家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
休みの日の昼ご飯は曲者ですね。
家族それぞれ、起きてきた時間が違うから
それぞれに、おなかのすき具合が違うので
何をどれくらい作ったらいいのか、まったく見当がつかない。
今日の昼ご飯の話です。
今日の昼はチャーハンにしようと思い
具は、あれとあれで、味付けは、シンプルに醤油かな、やっぱりソースかなとか
まあ、いろいろ、頭の中で趣味レーションをしていたわけですよ。
そうしたら、家族の一人が昼はうどんがいいという。
ここ数日、ちょっと食べすぎたから、昼はあっさりうどんがいいと。
ああ、うどんな~って思ったものの
正直、私の頭の中は、完全にチャーハンの段取りになっているし
口だって、チャーハンの口になっている
しかもですよ。
昨日、私はうどんを食べた。
あああ~~~~~~~~・・・。
心も、身体も、口も、どうやってもうどんに向いてくれない。
こういう時、どうするべきか。
やっぱりここは、自分というものを二の次にして
家族の食べたいものを作るべきなのか
あるいは、そんなこと全部無視して、作る人が食べたいものを作るべきなのか
それにしても、
チャーハンに向かっていた思考回路を
うどんに方向転換するのが、こんなに難しいとは…。
うどんの方に、ちょっとハンドルをきればいいだけやんと
自分に言い聞かせるんだけれど
どうやってもうどんの方にハンドルが切れん。
ああ~~~、頑張れわたしーーーーー!!!!
‥‥と、頑張った結果
出来上がったおひるごはんは、
お好み焼きでした。
なぜかいつも、ここに行き着いてしまう。
困った時のお好み焼き
悲しいかな、関西人。
かくして、
休みの日の昼ご飯は、お好み焼き率が高くなる。
なんやて?
コメント
奥薗先生、久しぶりにコメントさせていただきます。
確かにお休みの日のお昼ご飯は悩ましいですよね。でも先生のような方でも悩むと聞いて、またまた親近感がわいて嬉しくなってしまいました。
我が家では現在中2の思春期真っ只中の娘に大変手を焼いていて、私の作るご飯に何でも(好物でさえも)文句をつけてくるようになってしまったので、先日ついに夫が「だったら全部これから自分で作れ!」と叱り、以後自分のご飯は自分で作るようになりました。それほど料理などしたこともなかったのに、意地もあるのか冷蔵庫にあるものを工夫して毎日違うものを作っているようです。以前先生も子どものころから自分で料理するようになったとおっしゃっていたので、もう任せてもいい年ですよね。
明日は京都で大学の先生をしている私が中学校の時の恩師に会いに出かけます。以前先生がおすすめしてくださったドイツパンの「はちはち」も訪れるつもりです。今からとても楽しみです。
こんにちわ。コメントありがとうございます。
娘さん、反抗期ですね。
その渦中にあると、親としてはつらかったり、腹が立ったりするとは思いますが
それって、きちんと娘さんが成長されているってことなので、すごくいいなあって思いましたよ。
だって、親が作ってくれるものを、黙って食べているほうが、断然らくちんなのに、あえてそれに反抗されているわけですから
親に甘えている自分を許せない自分がいるってことです。大人になるために、もがいている姿を、見守ってあげてください。
言い方は悪いですが、セミが脱皮するようなもので、今一生懸命脱皮されているところだと思いますよ。
うちの息子も、うまく脱皮できなくて暴れまくりました。でも、暴れまくっても、最終的には、きちんと着地できました。、
外に発散して暴れたことは、結果として良かったと私は思っています。
ある意味、親も脱皮させられます。ファイトファイト。はちはち、是非行ってみてください。
パンといえば、もう一軒、河原町丸太町ニアル「ボンボランテ」というパン屋さんも、私はお気に入りです。薪で焼かれたパンは、本当においしいです。
奥薗先生、ご返信ありがとうございます。そうですね、脱皮なんですね。娘の言動に振り回され、心が折れてしまっていましたが、このことを通して自分自身も成長したいと思います。
行ってきましたよ、はちはちもボンボランテも!京都に住んで20年近くになる恩師に我儘を言って連れていってもらいました。はちはちでは店主さんと長話して楽しかったです。ボンボランテの店主さんはドンク出身だそうですが、実は私の従兄弟もドンク出身で、今富山の高岡市でパン屋を開業しています。レーズンのパンやシュトーレンの大会で昨年受賞したようで、身内贔屓ですが、とっても美味しいですよ。グランオムというパン屋です。先生も訪れる機会がありましたら、是非いらっしゃってほしいです。
グランオムさん。ネットで調べてみたら、すごいパン屋さんですね。めちゃめちゃおいしそ~~~~~。
シュトーレン食べたかった~。ネットで買えるなら、今年のクリスマスは、是非食べてみたいです。
どうぞよろしくお伝えください。