家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
全く興味のないような分野の本
読んでみても、あまり理解できそうにない本
をできるだけ読むようにしている
というようなことを書いておられたのは、向田邦子さん。
絶対に読んでおいた方がいい本というのがある
振り返ってみたとき、その年を象徴するような、時代を切り取る一断面と位置付けられるような本
これは、久石譲さんが本の中で語っておられた言葉。
一冊ごとに違うジャンルの本を読むようにしている
と書いておられたのは、東大クイズ王の水上颯さん
人それぞれ、本の読み方ってこだわりがあって面白い。
でも、共通しているのは
知的好奇心に満ち溢れていて
居心地のいいぬるま湯につかるような読書ではなく
本好きな人は、結構攻めてますね。
うん、私も活字中毒なんで
普段からかなり攻めの読書です。
実は、去年、京都検定の勉強をしていたこともあって
できるだけ日本の歴史とか、京都関連の本ばかりを読んでいて
それはそれで楽しかったのですが
なんかだんだん窮屈な気持ちになってきたんですね。
それが今年になって、
もう自分の興味の思うむくままに、好きなものを好きなように読んでやれ
と思った途端
人生がめちゃめちゃ楽しくなったんです。
そうなると、どんどん貪欲になって
今まで見れなかった映画も、全部見てやれって気になって
ますます人生が楽しくなったんです。
全く興味のないジャンルで
これは、どうかなと思ったものでも
とりあえず読んでみよう、って思うようになったら
本当に、自分の周りの世界ががぜん愉快になってきた。
最近は、その本や、その映画に出会ったってこと自体に
何か意味があるような気がしていて
出会いも大切にしなくっちゃって思ってる。
だって、一生出合わない本や映画もあるわけだし。
最初の印象で、心にふたをしてしまうんじゃなくて
とりあえず、読んでみる、見てみる
そう思って暮らしていると、自分のアンテナの感度がどんどん良くなってくるようで
読みたい本がどんどん増える。
見たい映画もどんどん増える
ああ、人生は楽しいなあ。
一杯本を読んで、いっぱい映画を見れるように
きちんと食べて、健康に気を付けよーって、心底思う。
楽しく生きるために、料理がある。
寝るとなぜか舌が出てまう・・・。
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