家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
先日知人と漫画の話になって
伊藤理佐さんの「おかあさんの扉」もいいけれど
やっぱり「おいピータン!!」が面白い!
という事になり、大いに話が盛り上がったのでした。
そしたら、どうしても「おいピータン!!」が読みたくなって
読み始めたら止まらなくなり
一気に4巻まで読んでしまいました。
「おいぴーたん!!」(伊藤理佐著 講談社)
まず、「おいピータン!!」がどんな漫画かというと
20代後半~30代くらいの女性たちの、日常生活と、恋愛事情などを書いた短編漫画集。
はっきり言って、私が読むには、まったく年代があってない~~~!!
です、すいません。」
でもね、これを読むと、あの頃に戻れるから不思議。
ほら、恋愛のもつれとか、なやみとか、結婚のごたごたとか、いろいろあるじゃないですか
それくらいの年齢の時って。
そういうのが、本当にリアルに描かれていて
ああ~~~~~、そうそうそうそう~~~~~って、どっぷり浸れる。
しかもです。
大森さんという男性が出てくるんだけれど
全然かっこよくなくて、仕事ばっかりしていて
太っていて、食べることには異常に執着していて
まったく女にもてないタイプ。
この大森さんに、なぜかキュンキュンしている私です。
本当に、全然かっこよくないんだけれど
そういうの、関係ないんだな~~~。
特に、もう私くらいになると、そういうんじゃないんです。
ああ、真の男の優しさとか、真の男らしさとか
はああ~~~、惚れてまう~~。
大森さんは
豚肉を牛肉と比較して
この豚肉、牛肉みたいにおいしいねというのは、豚肉に失礼じゃないかと怒るんです。
豚肉は豚肉でちゃんとおいしいんだ
牛肉もいいし、豚肉もいい。
牛肉の次が豚肉じゃない。
牛肉と豚肉を比べることはできないんだ
そして最後に大森さんは言うんです。
僕は豚肉が大好きだ。
はい、私も豚肉派です!!
大森さんの彼女は、決して美人ではないんだけれど
とってもいい人で
大森さんは、きちんとそれを見抜いていて
きちんとその人の良い部分を愛しているの。
はあ~~~~、大森さん~~~!!!!
久しぶりにキュンキュンしています。
こういう漫画を読んでいると、なんか自分がどんどん若くなる気がする‥。
そういうのも、いいよね。
魔法のじゅうたんに乗っている男性が大森さん!!
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