家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
子供の頃、おばあちゃんちの畑になっているキュウリを
おやつ代わりに食べたり、
ゴロゴロなっているスイカを、適当に畑で割って食べたりしていました。
結構サバイバルなんです。
中でも好きだったのが、“マッカ”とよんでいたウリ。
正式な名前はマクワウリです。
一見、メロンみたいな感じなんだけれど
メロンみたいに甘くなくて
遠くの方に、かすか~に甘さが感じられるような味。
イメージとしては
スイカの皮に近い白い部分の味に
メロンの食感を足して2で割ったような感じ。
見た目はメロンなのに甘くないから
はっきり言って、人気がなかった。
うちの母とか、おばさんたちは
マッカはおいしくないから嫌い、ってよく言ってました。
が!!
わたしは、その“マッカ”が子供の頃から大好きで
切ってあれば、あるだけ全部食べちゃう。
人の好みというのはいろいろなんです。
みんな違ってみんないい。
by みすず。
ある時、
池波正太郎さんの本を読んでいたら
うりが大好きで、中でも白ウリの漬物には目がない
という話が出てきて
それまで白ウリを食べたことがなかったので
さっそく食べてみたらびっくり
これ、私の好きな奴やん!!って思った。
マッカにめちゃめちゃ近い。
以来、白うりの季節になると、
せっせと食べてます。
毎日食べても、全然飽きない。
白ウリを、飽きもせず食べ続ける私を見て
娘が言いました。
前世は、鈴虫とか、コオロギやわ。
おかしいな、お麩も好きなんで、前世は鯉のはずやったんやけど
鯉の前が、コオロギやったかもしれません。
コメント
ウリ、大好きです!!
かるく塩もみで、あるいは、しっかり麹漬けにしたものまで。
私も、そう あればあるだけ食べてしまいます。
子供のころ、母と祖母がウリを半分に切って、中の種綿をとり、麹を付けるのを手伝ったことがあります。
奈良漬けの甘茶色ではなく、かるく酸味のある、明るい茶オレンジ色に漬かります。
懐かしい夏ご飯の味です。
生でたべると、果物でもない、野菜でもない、子供なのに、昔懐かしいような味に感じたものでした。
1986年のNHKで、中村吉右衛門さん主演の「武蔵坊弁慶」という時代劇がありました。
そのいちシーンで、頼朝の菅原文太さんが、指にとった切り実を口に運ぶ仕草が、実に美味しそうだなと、
思ったものでした。
今年は、菜園二年目で、大玉スイカが2個育ち、甘さもまずまずでした。
音では熟し具合はわかりにくいと野菜作りの本に書いてあったりますが、
そんなことはないです。
指と耳と好奇心、そして美味しいのを食べたい一心の子供心で、家の畑で憶えた感覚は、
しっかり熟れ具合を教えてくれます。
来年は、ウリも作ってみようと思っていたところでした。
奥薗先生も、ウリがお好きということで、とても嬉しくなりました♪
昔、奈良漬けをつけてました。
奈良漬、好きなんです。
気にしてなかったですが、ウリですね~。
すいか、いいですね~。
祖母の畑で取れたスイカは、祖母が井戸で冷やしておいてくれるんだけれど(それは夕方床几に座って食べる)
私は、畑で、その辺にある棒でスイカをたたき割って食べる、ぬるーいスイカも好きでした。
うり、是非是非育ててみてください。うりはいいですね、テンション上がります。
初メールです。私は北関東に住んでいます。似たような瓜があります。祖母は両端を少し切り、中の種を出して、そこに青シソにくるんだ赤唐辛子を入れて、塩をして漬物石をのせて漬物をつくってくれていました。シソと唐辛子が効いてとても美味しかったのを思い出しました‼️
そういう漬物、見たことがあります。
おいしそうです~。いいですね~。
納得です〜
私は、、、実は苦手(笑)(笑)
義母が、マクワ、とか、白瓜のぬか漬けよくしてて、旦那が大好きで
私はやっぱり、好きになれない、のは
感情じゃなくて、別の食べ物だからなんだって(笑)(笑)
いや?両方かも(笑)(笑)
うり好きから見ると、ウリのどこが嫌なのか、よくわからないのですが
でも、やっぱり、嫌いなもの嫌いなんでしょうねえ。
好きになれないものは、なれないんだから、仕方ない、うん、仕方ない。