家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
撮影に使ったバケットが残っていたので
フレンチトーストにしたら
なんだか家族に大好評で、ちょっといい気分。
フレンチトーストは食パンで作ることもありますが
私的には、バケットで作るほうが好き。
食パンのお菓子みたいな柔らかさも、嫌いじゃないけれど
バケットで作るしっかりした感じの方が好みです。
ちょっと前、「ROME」というドラマを見ていたら、
やたらドロドロした食べ物を食べているシーンが出てきて
一見、おかゆのようにも見えたんだけれど
おそらくあれは、パンがゆですね。
ローマ関係の本を読んだりしていると
大体、硬くなったパンをスープに浸して食べる話が出てくるんです。
たぶん、日本人の私たちなら、冷ご飯をおじやとかおかゆにするみたいな感じで
パンをスープに入れて、煮るんだと思う。
で、そのスープも、たいていほとんど具が入っていなくて、
キャベツの葉っぱがかろうじて浮かんでいるような、そんな感じのスープ。
日本人なら、大根とか大根の葉っぱが入っている味噌汁にご飯を入れるみたいな感じかな。
そう、考えると、ちょっと固くなりかけたパンをフレンチトーストにするのは
かなり贅沢な食べ物ですね。
冷ご飯をチャーハンにするくらいの昇格です。
そんなことを思いながら、フレンチトーストを食べていたら、
なんだか、よけいにおいしくなっちゃって
バケット一本を、一度にぜーんぶペロッと食べてしまいました
(もちろん家族で)
フレンチトーストって、よくできた料理だなあ。
これ考えた人、天才やわ。
なんかおいしいもん食べたやろ…。
コメント
奥薗先生こんにちは!
いつも簡単で美味しいレシピ有り難うございます。
青じそとトリの炒め物、オクラのレンジゴマ和え、手羽先とじゃがいものコチジャン煮…は、まるで魔法みたいに簡単に出来て何より美味しくて、家族や友人にも喜ばれています。
新刊のレシピ本注文しています。
手元に届くのが楽しみです!
こんにちわ。
たくさん作ってくださって、ありがとうございます。すごくうれしいです。
しかも新刊本を注文してくださったなんて。
うれしい、うれしい、うれしすぎ。
また、是非感想聞かせてください。
本当にありがとうございます。