でいりいおくじょのBLOG

2013.02.02

冬場は干ししいたけでビタミンD補給

骨粗しょう症の予防のために
積極的にカルシウムを取るというのはよく知られていることですが
実はそれだけではダメで
ビタミンDとビタミンKも、同じように意識したほうがいいんですね。
納豆の時にも書きましたが
ビタミンDは腸からのカルシウム吸収を助け
ビタミンKは吸収されたカルシウムを骨に取り込むのを助けるのだそうです。
 
で、そのビタミンDなのですが
食べ物からとる以外にも、紫外線に当たることで皮膚でも作られるそうなのですが
 
春から秋にかけて紫外線の季節の多い時はともかく
冬の時期は紫外線も弱いし、そもそも外に出にくくなるので
冬の時期って、相対的に血液の中のビタミンD濃度が下がるらしいのです。
だから、冬場は特にビタミンDも意識してとったほうがいい。
 
でもビタミンDって
穀類、豆類、野菜などの植物性食品にはほとんど含まれておらず
魚焼きのこといったものを意識して食べないと、取り入れにくいんですね。
 
そこで、私がやっていることは
 
たとえば魚だと
ぶりとか鮭とかを、意識的に献立に入れたりとか
今年はブリが豊漁ということで値段が安くて美味しいので
お刺身、照り焼き、ぶり大根など、けっこう食べています。
 
あとは、ちりめんじゃこと鯖缶を買い置きしておくとか。
 
キノコのほうでは
一番のおすすめは干ししいたけです。
 
乾いたまま軸だけ取って、戻さずにぽきぽき砕いて入れちゃいます。
 
実は、娘が干ししいたけが苦手で
乾物の本も書いて、干ししいたけをおすすめしているというのに
家族に干ししいたけ嫌いがいるというのも
お恥ずかしい話なのですが
家族に干ししいたけ嫌いがいるからこそ、工夫できることもあるわけで
 
以前は、娘に気づかれないように
干ししいたけを細かく砕いて入れてたんですね。
でも、所詮手でポキポキ砕くだけなので、そこまで細かくならず
すぐに、干ししいたけ入れな~なんて、嫌がられていたんです。
 
ミルサーを使って粉末にすればいいのかもしれないけど
それは私がめんどくさいし。
 
それで、ちょっと発想の転換をしてみたんですね。
 
つまり、細かく砕かず、大きく2つくらいにパキッと折っただけで入れちゃうんです。
 
それだけ?
そう、それだけ。
 
味噌汁はもちろん、うどんの出汁にも、鍋ものにも、煮物にも
煮汁があるものならなんでもとにかく入れちゃう。
乾いたまま、軸だけ取って、大きくぱきっと割って。
量にして干ししいたけ2~3枚って感じですかね。
 
あっ、ちなみになぜ軸をとって、パキッと割るかというと
軸は硬くて食べにくいということと、
割ることによって断面から水分が入るので、あっという間に戻るからなんです。
(軸も摂らずに丸のままの干ししいたけって、なかなか戻らないでしょ?
それって、水が入ってくる断面がないからです)
 
これのいいところは、
干ししいたけが大きいことで、よそう時に避けられるってことなんですね。
だから、味噌汁をおわんに入れる時
娘のには干ししいたけが入らないようにして
私のお椀にタップり干ししいたけを入れちゃう。
 
ビタミンDを必要としているのは
娘よりも私のほうが切実なんだから
私一人でモリモリ食べちゃう。
 
私一人、骨丈夫になって悪いね~
と私。
いえいえ、どうぞどうぞ、遠慮なく。
と娘。
 
ビタミンDの恩恵は私が独り占めしていますが
干ししいたけの旨みは、確実に入っていて
見えない所で、家族みんなその恩恵を受けているわけで
 
これで、家族平和というわけです。
 
カレーとか、ミネストローネとか
洋風料理にも、この手、使えます。
 
おでんの時にも、パキッとおって入れるだけで
ぐっと旨味が増します。
食卓におでんの鍋を運ぶ前に
台所で、ささっと干ししいたけをつまみ食いして
証拠隠滅したりしています。
 

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