家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
すっかりご無沙汰しています。
大きな撮影が終わり、
ちょっと気が抜けておりました。
野菜料理238
一応、予定通り順調に撮影が終わり
このあと、
撮影した料理一つ一つにキャッチコピーをつけ、料理のポイントを書く作業が始まり
いよいよ、トライアスロンの第2ラウンド開始です。
その間に、
同時進行しておりました腸美人レシピの方は
とりあえず、コツコツと料理のコツを書き終え、
更に、各扉となる、なぜそれが腸にいいのかという総括的な部分の説明を書き
とりあえず、こちらは一段落です。
一応一段落しましたが
この腸に関することは
最近、沢山の本が次々出版されていてるので
可能な限り、読もうと努力していまして
なんせ、料理のことはプロですが、腸については素人なので
できるかぎり、たくさんの先生方から、教えを請いたいと思っているのです。
そんな訳で、原稿を書き上げた今も
時間があれば、せっせと腸に関する本を読んでいるという状況です。
それにしても
我ながら、体力も気力も、昔より随分落ちたものだと思います。
この前ハンマー投げの室伏選手の金メダルへの挑戦というドキュメンタリーを見ました。
やっぱり、室伏選手レベルの方でも
いや、あのレベルだからこそ
年齢とともに
体力や気力の回復は遅くなり、
また筋力も落ちてくるので、昔と同じ投げ方をしていたのでは
もはや記録は伸びないのだそうで
新しく、体に負担をかけない投げ方をあみ出されたのです。
それは、赤ちゃんが、寝返りをうつ時の筋肉の使い方をヒントに
ほとんど体に負担をかけずに最大限の力を創りださせるそう。
それを見て、ああそうかと感動した部分は
失っていく筋力を嘆くのではなく
今ある筋力を、いかにして最大限使うか
そのことを目指して
常に前に進んで行かれる姿でした。
年齢とともに
体力も気力も落ち
昔と同じようにやることはできなくなったと気づいた時
それを嘆くのではなく
そういう自分と、どうやればうまく付き合っていけるのかを考えること
それが大事なんだということを教えてもらった気がします。
室伏選手と自分を同じレベルで語るのは、おこがましことですが
まあ、そのへん、お許し願って書かせていただくと
私も、少し頑張ればへろへろになり
体も心もぐったり疲れて
自分はなんてだめになってしまったんだと思うときも確かにあり
昔は、もっと頑張れたのに、と思うこともあるけど
ここは、頭を切り替えることこそ大事で
頑張り続けられなくなったのなら上手に休む
ダメだと思ったら、時にぼーっとする
そうやって、自分の体や心とうまく付き合って行かないと
と思ったのでした。
頑張れない時にもがいても、仕方ない。
そんな訳でここ数日は
ちょっと頑張りすぎた反動なのか
なんにもヤル気がおこらず
ダメ人間になっていましたが
今日は、ちょっと元気になってきたので
又、頑張れそうな気がしています。
まだまだ、ダメな自分とはうまく付き合えないでいますが
これも、日々練習ですね。
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