家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
古い料理本を見てみると(昭和の頃の”きょうの料理のテキスト”とか)
かぼちゃの皮を、ところどころ剥いていたり
ごそっと全部取り除いていたりしています。
全く皮のないかぼちゃの煮物の写真なんかも
昔の本には載っていますし
昭和を知っている人なら
そういう煮物を、実際に食べていたんじゃないかと思います。
昔は、かぼちゃに限らず
やたら皮を厚めにむいたりしていましたよね。
なんで、そうだったのか
私なりに出した答えはこう。
(チコちゃんみたいに言ってみる)
”昔の野菜は皮が固かったから~~~”
大根とか、ニンジンとか、かぶとか
昔は、皮ごと料理したら固くて口に残って
美味しくなかったんだと思うんです。
ところがいつのころからか品種改良されて
皮まで柔らかくなりました。
実際今の野菜は、皮が柔らかくておいしい。
逆に
野菜の香りや味わいが薄くなってきたから
皮つきの方が、野菜らしい香りやおいしさを味わえる気がして
私は、料理するときほぼ皮はむきません。
そういう意味では
かぼちゃの皮も、柔らかくなったし
皮も本当においしい!!
しかも
野菜の皮には抗酸化力の強いポリフェノールがたっぷり含まれているので
食べたほうが体にいいと思うんです。
そんなわけで
かぼちゃの皮
是非是非美味しく食べてみて下さいね。
かぼちゃの本葉が出ました!!
コメント
かぼちゃ!!偶然にも今日は奥薗先生のレシピのかぼちゃのスープを作りました。坊ちゃんカボチャという小ぶりのかぼちゃを皮も剥かず、ヘタと種だけ取って1個丸ごと使いました。ミキサーなど使わなくていい、なめらかじゃなくても、柔らかくなったかぼちゃを後で適度につぶしてかぼちゃの食感が楽しめるレシピで、手軽に作れるので本当に助かっています。先生のレシピに出合ってから、私も野菜の皮は剥かなくなりました。栄養も取れますし、手間もかからない、一石二鳥ですね!
うれしいコメント、ありがとうございます。
かぼちゃがごつごつ入っているスープ、美味しいですよね。
作って下さってありがとうございます。
これからもよろしくです。