でいりいおくじょのBLOG

2021.11.05

映画日記「ホノカアボーイ」

もう一つ映画の話。

「ホノカアボーイ」

 

この映画も、なんか不思議な世界観で

時間軸が、なんか全く違う世界に迷い込んだような映画です。

 

ひょんなことから、ハワイ島の端っこにあるホノカアという場所の映画館で

住み込みで働くことになった青年レオの話

 

とにかく、この町は、年寄ばっかり。

映画館で売っているお菓子を作っているビーさんから

毎日ご飯を食べに来なさいと言われ

毎日行くようになるレオ。

 

ビーさんとレオの不思議な関係が始まります。

 

それがなんとも言えない感じなのは

倍賞千恵子演じるビーさんが、若い青年レオに、

どうやらほのかな恋心を持ち始めるからで

それが、なんとも切ないの。

 

レオの方は、まったく気づかないし

そもそも、この年齢差では、ありえない話で

でも、見ていると、若さって時に残酷だなあなんて思ってしまいます。

 

それにしても

ビーさんの作るご飯はどれも全部おいしそうで

中でも、ロールキャベツがめちゃめちゃおいしそう。

 

肉だねの中にご飯とチーズが入っていて

たぶん、煮込んでいる間に、そのご飯がふやけて

肉やキャベツやチーズの旨味をたっぷり吸いこんで

口にほおばった時に、

そのたっぷり吸いこんだ旨味が口の中でワーッと広がるんだろうなあ

なんて想像できます。

めちゃめちゃ食べたくなりました。

 

全体を覆っている、ゆったりした時間の流れ

「めがね」とは違うゆるさなのですが

毎日時間に追われ、せわしなく過ごしている時は

こういう、ゆる―い感じの映画もいいものです。

2021年11月4日ホノカア

 

 

 

コメント

  1. こわ より:

    昨日の「めがね」も、今日の「ホノカアボーイ」も好きな映画です!
    はぁぁ、久しぶりに見たいです。
    ごはんが美味しそうな映画とか作品て、大好きです。食いしん坊なので。

    1. 奥薗壽子 より:

      おいしそうな料理が出てくる映画はいいですね~。

  2. ママデューク より:

    「ホノカアボーイ」観てみました🎞何が起こる訳ではないけれど、ハワイのキレイな景色、美味しそうな料理や味のあるおじいちゃんとおばあちゃんが印象に残る作品だとボクは思いました🎞特に生前の喜味こいし師匠の演技が観れたのがボク的に嬉しかったです。
    晩年のナチュラルにボケているようないとしこいし師匠の漫才が大好きなもので。
    以下は観た感想です。
    それでは良い映画を沢山観て良い人になって下さいね😉サヨナラ・サヨナラ・サヨナラ👋足立区一のお調子者f@
    「ホノカアボーイ」(監督 真田敦 111分)
    海の色がキレイだった
    アメリカの白人の子供がウクレレ弾くというのが、チョットしたアクセントで良かった
    ロールキャベツを作る時の、料理で食材を包丁で刻んだり、ポップコーンがはじけたり、脂肪とり振動機が揺れたりするなどの生活のリズムや音が集まって一つの曲になっていく撮り口がオモロいと思った。
    糸電話がいい小道具だと思った
    ペネロペ・クルスに夢中で日本から送られてくるエロ本を楽しみにしている喜味こいし師匠のおじいちゃんが「奥さん一筋」というのがワロタ
    喜味こいし師匠のおじいちゃんが死んだ時の葬儀後、崖で喪服着て女の人がフラダンス踊ってるシーンが印象に残った
    倍賞千恵子が岡田将生の為にドレス着ておめかしするが、岡田将生は気づかないという演出が印象に残った
    夜の古いガソリンスタンドと古い映画館の前に救急車が止まり騒いでいるシーンが、シーン的に印象に残った
    倍賞千恵子と岡田将生が月の虹ムーンボウを観に行った時の夜の暗闇での倍賞千恵子のフラダンスが印象に残った
    松坂慶子と深津絵里のおかしのやり取りのエピソード(松坂慶子が自分で食おうとした最後のおかしを深津絵里にあげる)がコミカルだった
    全般的に
    年寄りの多い活気のない田舎町の雰囲気が良かった
    喜味こいし師匠正司照枝師匠ポップコーン製造機の前でいつも居眠りしているおじいちゃんは味があって良かった
    2回あったフラダンスシーンもボク的に印象に残った
    何が起こるという訳ではないが、美しいハワイの自然、美味しそうな料理や味のあるおじいちゃんおばあちゃんが印象に残る作品

    1. 奥薗壽子 より:

      みて下さって、ありがとうございます。
      このゆるーい映画。
      なんか不思議な感じですが
      確かに、喜美こいし師匠は、私もめちゃうれしかったです。
      いとしこいしの漫才、子供の頃から見ていたもんで。
      また、松坂慶子さんのおなかブルブルするやつも、何気に私はツボりました。
      深津絵里さんとのあのシーン、やっぱさすがやなあと思いましたし
      倍賞千恵子さんがかわいいワンピースを着て乙女になっているシーンもさすがやなあと思いました。
      なんか、こういう小さなシーンが、キラキラしているから
      なんか不思議な気持ちになるんでしょうねえ。

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