家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
昨日は、クローゼットの整理、やりました。
前にやったのは、ちょうど2年前。
自分ではそれほど散らかしているつもりはないのに
なんですかね、気がつけば服の上に服が積み重なり
あれを着ようと思っても
どこにしまったか探すのが大変という状態になっていたのです。
クローゼットの掃除をする前に
気持ちを高めるために読み返したのが
「人生がときめく片づけの魔法」
(近藤麻理恵著 サンマーク出版)
こんまりさんこと、近藤麻理恵さんは
今や超有名は片づけ界のマドンナ。
この本のすごいところは
単なる片付けのハウツー本ではなく
なぜ片付かないのか
なぜ捨てられないのか、
なぜ、片付けてもすぐに散らかるのか
というところを、見事に掘り下げて追求し
じゃあ、その出来ない(と自分で思っている)理由を
ひとつひとつ、優しく取り除いてくれるような本なのです。
捨てるか捨てないか、
とっておくのか、手放すのか
その基準の基本となるのが
心がときめくかどうか
こんなふうに、私が私の言葉で文字で書いてしまうと
な~んだ、って感じに見えますが
このときめくってこと、やってみるとすごい力を持っているのです。
まず、クローゼットの中や引き出しの中の服を
とりあえず、ぜ~んぶ取り出します。
取り出した瞬間に、
いや~これはもう着ないだろう
と言うような服がどんどん出てくる。
これ、全部取り出さずに、クローゼットの外から見ているだけだとわかんないんですよね。
一旦取り出してみて
自分に合わせてみて、初めて分かることがあるのです。
一目で、こりゃダメだという服はいいんです。
そうじゃなくて
買った時の値段とか、思い出とか
後、デザインは好きなのに、自分が太ったせいで着れなくなったのとか
(また、痩せたら着れるかもと淡い期待)
そういうものが付随してくると
またソーっと元に戻したりしてしまいそうになります。
そんなときこそ
こんまり流、ときめきを基準にする時です。
もう一度これを着たいか
着た時にワクワクするか
未来のコトではなく、今これを着てときめくかどうかが大事とこんまりさんは言うのです。
そういうふうに考えると
あの時は大好きできていたけれど
今、これを着たいとは思わないし
もし仮にすご~くダイエットに成功して、スリムになったとしても
その時は、もっと自分に似合う服をご褒美で買えばいいのだし。
痩せたら着れるかも、
というだけで、今着れない服を沢山持っていてもちっとも楽しくない。
一旦、この基準を自分の中で設定できると、もうこっちのもの。
捨てるもの、残しておくもの
結構さっさと判断できるようになりました。
結局ゴミ袋4袋分の服を処分することに。
やってみてもう一つ発見したことは
似たような服ばっかり、何枚も何枚も買っているということ
結局自分の持っている服の全体を把握していないから
同じようなものばっかり買ってしまうんですね。
自分の持っている服の全体像を把握することは
あれとあれを組み合わせてみよう、という
新たな楽しみも増えたような気がします。
すっきり片付いた気持ちよさ。
この勢いで、仕事机の周りも整理できたらいいのだけれど。
このGW中に、できるかな?
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