家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
ようやく、撮影が終わりました。
前半と後半に分けて
前半でがんばった分
後半は余裕の撮影となりました。
どんな本でもそうなのですが
撮影に入るまでの
レシピに試作のところが一番しんどくて
ひとつひとつレシピを作っていく作業は
最初は終りが見えなくて
ゴールまで行きつけないんじゃないかという不安もよぎるのですが
レシピの枠組みがだいたい出来上がってくると
細部の微調整を何度も繰り返す作業に入るので
最初の不安にかわって、忍耐力の勝負になってきます。
そうして撮影に入ると
もう何も考えずにジェットコースターに身を任せるみたいに
ひたすら黙々と作り続けるだけ
そして、それが今日終わりました。
ほっと一息つきたいところですが
実は、すぐ後ろには次なる追手が迫りきてまして
まずはこの本の料理のコメント書く作業。
こういうのは普通はライターさんが書かれる場合がほとんどだし
きちんと取材していただければ、特にそれで問題はないと思うのですが
私は、馬鹿正直というか不器用というか、
自分の言葉でしか伝わらないものがあると信じているので
時間がかかってしんどくても、自分できちんと書きたいと思っているのです。
これに加え
更に、この次の本の撮影が、一ヶ月半後に控えているのです
となると、また試作の日々が始まるわけで。
そしてその一ヶ月半の間に
幾つかの大きな撮影が入っていて
もうすぐそこに、次なる追手がいくつも来ている状況です。
でもまあ、忙しいというのはなんとも幸せなことですので
頑張るしかありません。
ただ不安なことがあるとすれば
今回の撮影で2キロ太ったので
このまま痩せることなく、次の本に突入するとなると
ちょっとやばいかな。
他の仕事なら
仕事が忙しいと食べる時間がなくて痩せるってこともあるのでしょうが
料理研究家の場合
一生懸命仕事をすればするほどどんどん太るという、
これをどう乗り越えるか、
これが、目下、一番の課題です。
コメント