でいりいおくじょのBLOG

2021.12.11

ゆっくり加熱でさつま芋が甘くなる

さつま芋とか、カボチャなど、でんぷんを多く含む野菜は

でんぷんを糖に変える酵素を持っていて

その酵素は

60~80度の温度帯で活性化するので

その温度帯をゆっくり通過させながら加熱することで

甘さがぐっと増すのです。

 

以前、万能塩蒸しかぼちゃをフライパンで蒸し煮にした時

そんな話をしたのですが

さつま芋も同じです。

 

ゆっくり加熱することで、とっても甘くなります。

 

それはほら、石焼き芋の理論です。

石焼き芋って

熱した石の余熱を利用して

じわじわゆっくり加熱するじゃないですか

あれは、酵素をしっかり働かせてでんぷんを糖に変えているんです。

 

というわけで、今日Youtubeで紹介した

りんごスイートポテト

そうやって、さつま芋の甘みを引き出すことで

お菓子にした時に、ぐっと砂糖を減らすことができます。

 

レンジ加熱して、甘さを引き出せず

甘さが足りない分、たっぷりの砂糖を加えるのと

出来上がりは、同じでも、全然違う。

 

なんといっても、砂糖の量を減らすことで

同じおやつでもぐっとヘルシーになるので

安心して食べられます。

だって、さつま芋自体は、とってもヘルシーな食べ物なんだもの。

 

しかも!

皮ごと全部使っているので

ポリフェノールもたっぷりとれますよ。

 

疲れた時の甘いもの

身体にも、心にもしみます。

是非是非作ってみて下さい。

 

大さじ2杯の砂糖で驚きの甘さ。罪悪感なしに食べられるヘルシー&ハッピーなおやつの作り方。アレンジいろいろ。 – YouTube

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

コメント

  1. 猫ママ より:

    奥園さん、このレシピ まじで待っておりました。一つ一つ 丁寧なご説明 感謝です。最高のオンラインお料理教室です。早速作ります。おせちにもいいですね‼️

    1. 奥薗壽子 より:

      コメント、ありがとうございます。
      喜んでもらえてうれしいです。
      おせちにも是非作ってみて下さいね。

  2. ぼろ美 より:

    今回のレシピ、すごく美味しそうなだけでなく、嬉しいです。
    我が家はりんご農家なので、りんごを入れたスイートポテト、最高だなあと思いました。いつもながら、アイデアすごいです。
    娘に作ってもらおうかなあ。(今の時期、干し柿とりんごの農家はめちゃくちゃ忙しいので、デザートは残念ながら作るのは無理なんです)

    先生のお使いになってたりんごも、生食でも美味しそうに見えました。
    今後も、りんごレシピ、気長にお待ちしてます!

    1. 奥薗壽子 より:

      コメント、ありがとうございます。
      りんごレシピ、また紹介しますね。
      これからもよろしくです。

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