家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
女性は更年期を境に
なんにもしなければ確実に10キロは太るそうな。
最近は、更年期の話題もずいぶんあけっぴろげで
朝からテレビでガンガン取り上げていたりするから
どんどん詳しくなっていきます。
おそらく一昔前だったら
私更年期なんです。
なんて、自分から言っちゃう人なんてあまりいなかったと思うんだど
最近は、全然抵抗なくなってますね。
むしろカミングアウトして、周りに理解を求めるほうが
人間関係がスムーズに行くみたい。
そんな訳で、私もカミングアウトしちゃいます。
ただいま更年期まっただ中です!!
実は私、若い時には
自分は年を取らない気がしてたし
むちゃくちゃなことをしても、絶対壊れない気がしてたし
宇野千代さんじゃないけど、絶対死なない気がしてました。
けど、4~5年くらい前
ああ、体力落ちてきた、って思ったんですよ。
今思えば、それが更年期の始まり。
でも、そんなはずない、そんなはずはないと思って
ちっとも生活を改めなかったら
どんどん具合が悪くなってきて
こりゃダメだわ、と思った後
自分で言うのも何だけど、頭をスパット切り替えたわけ。
人間誰しも歳をとる。
でも、きちんとメンテナンスをすれば
人間だって長持ちする。
更年期って
体の中のエストラゲンっていう女性ホルモンの分泌量が
加齢と共にどんどん減っていって
やがてすっかりなくなっちゃう、体の変化で
エストラゲンによって、それまであちこち守られていたのに
守ってくれるものがどんどんなくなっていくことで
身体に不調が起こってくるんですよね。
コレステロール値が高くなったり
血圧が高くなったり
骨がボロボロになったり
内臓脂肪が急激についたり
でも、これも考えようで
食生活を含め、自分の暮らし方を見なおしてみるチャンスだと思うんですよ。
女性って、それまで子供の事とか家族のこととかを優先して暮らしてることが多いから
ここらで自分のことをきちんと考えてもいいんだよって
そういう時期のようなきがするんですよね。
●適度な運動
(何もしなければ、10キロは太るらしいので、動かなくっちゃね。
ウオーキングは、とってもおすすめ)
●大豆製品を意識して食べる
(大豆のイソフラボンは、身体の中で女性ホルモンと似た働きをするそうなので)
●しっかり休む
(若い時は、労働と休息が1:1でもOKだけれど、ある程度年齢が行くと労働:休息は1:2くらいが理想だそうです
つまり、若い時の倍は休まきゃ、と思ったほうがいいみたい
若い時は、今日できることは絶対今日やる、と思っていましたが
最近は明日でいいことは、明日に回してとにかく寝よう、と思っています)
●笑って暮らす
(あまり、キリキリ考えずに、笑って暮らすと、なんかそれだけでいいことがありそうな気がする)
私は、そんなことに気をつけながら、更年期を乗り越えようとしています。
更年期をうまく付き合って
上手にやり過ごしたら
なんだか、ほんとうに怖いものなんて無くなるかも。
コメント
長年の、先生のファンです!
16才の娘もです。
毎火曜日、金曜日は、必ず動画を拝見しています。
今回の記事、更年期真っ盛りの私にはありがたいアドバイスでした。
私は症状がひどいので、ホルモン補充をしてますが、先生のアドバイスも大いに活用して、乗り切りたいと思います。
今後もご活躍期待しております。
動画やレシピ作り 大変かと思いますが、お体に気をつけて、無理のない範囲で、続けて頂きたいと思います。ごきげんよう
うれしいコメント、ありがとうございます。
この記事は2012年のものでして、今は絶好調です。
人によって、更年期がだらだら続く人もいるようですが
やっぱり、食べ物と、運動と、休息。そして笑いながら暮らす。
これに尽きるかもしれません。
症状がきついのは大変ですが、絶対終わりはあります。
人生の転換期で、休む時期だと思って
どうぞゆっくりお過ごしください。
まさか、先生から返信があると思わず、震えました。!ありがとうございます。家宝です。
先生は、今週に二本も動画を作ってらっしゃる。そして、いつも素敵な笑顔を見せて下さる。
てことは、やっぱりいつかは、更年期の苦しみには終わりはあるんですね。
ていうか、先生が克服なさったから、みんなこうして先生の元気なお姿を見られるわけで。本当に良かったです!
先生はご多忙なので、このコメントへの返信は不要です。感謝だけ、どうしてもお伝えしたくて。
私も苦しくて仕方がない時は、このページを何度も読み返したいと思います。ありがとうございました!