でいりいおくじょのBLOG

2012.02.25

甘酒のパンケーキ

甘酒が美味しくできて
ちょっと、調子にのってます。

米と麹の力だけで
本当にものすごく甘くなって
自分の力でもないのに、自慢したくなってしまう。
 
そのまま飲むだけじゃ勿体無くて
今日は朝ごはんに甘酒パンケーキを焼いてみました。
 
小麦粉とベーキングパウダーを混ぜたところに
卵と甘酒を入れて混ぜ
後はフライパンに流して焼くだけ。
 
砂糖を入れなくても甘酒だけで甘くなり
それも、品のいい優しい甘さ。
 
しかも、甘酒のおかげでモチモチに仕上がるんです。
 
ほら、最近は残りご飯を入れて作れるホームベーカリーが売れてるそうですが
多分、それと同じ感じで
ご飯のもちもちした感じが、パンケーキの中でもいい感じで生きるんです。
 
甘酒の糖分があるので、ちょっと焦げやすいのが難点といえば難点で
今日もうっかりちょっと焦がしてしまいましたが
焦げたところもカリカリして美味しいんです。(苦くないよ)
 
そのままでも十分美味しかったんだけれど
ちょっと遊び心がむくむくと湧いてきて
甘酒のソースも作ってみました。
 
甘酒にほんの少しの片栗粉を入れて火にかけ
とろみが付いたところにおろし生姜
あま酒しょうがソースです。
 
これをかけたのも、なかなかいい感じ。
 
甘酒って、元々は夏のもので
今でも、甘酒って夏の季語なんですよね。
夏バテで、食欲のないときに飲む冷たい甘酒
京都の甘味屋さんでは、結構メニューにあるけど
これを言うと、へえ~と言われることも多いから
一般的でもないのかな。
 
でも夏バテの時に飲むと、元気になるっていうの
ちょっとわかる感じがする。
 
身体が弱っている時って
心も弱っていて
甘いものは、身体にも心にも効く感じがするものね。
それも、がっつりした甘さじゃなくて
ホワーンと包みこむような優しい甘さ。
 
インスタントで作った甘さじゃなくて
ゆったりとした時間の中で作られていく甘さ。
 
甘さと一緒に、その時間もまた
心と体にじわっと効いてくるんだと思う。
 
だから、
出来上がった甘酒が冷蔵庫の中にあるってだけで
なんだかわけもなくニヤニヤしてしまったりするんです。
 

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