2022.04.11

変わっていないようで変わっています

今日虎之助の散歩をしていたら

立派な日本家屋の家の前にトラックが止まっていて

荷物を運び出しておられました。

 

お引越しのようでもあるのですが

引っ越しにしては、トラックが小さく

荷物も、何か引っ越しとは違うような‥。

 

ちょっと前も

ステキな日本建築のおうちが取り壊されて

コインパーキングに変わったし

 

また別の和風建築のおうちが

あっという間にマンションに建て替わったりしました。

 

耐震強度の問題とか

高齢化とか

いろいろ事情はあるのでしょうが

ステキな日本建築のおうちがなくなるのは

なんだかもったいないような気もします。

 

でも、新しい建物に変わって

ちょっと時間がたつと

前に立っていたのは、どんな家だったかって

意外に思い出せないものですね。

 

いつのまにか、ずーっと前からその建物があったかのような気がしたり‥。

 

そうやって、知らず知らず、

少しずつ街が変わり

住む人が変わっていってるんですね。

 

私自身を振り返っても

ずーっと変わっていないような気がしていますが

確実に一年前とは違っています。

 

ゆく河の流れは絶えずして

しかも元の水にあらず

 

方丈記の言葉が

なんだか、じんわりと心に響く今日この頃。

 

それにしても、

ここ2年くらいの時間の流れと変化は、早すぎる‥。

ぼくも変化している‥。

< 前の記事へ

次の記事へ >

記事一覧にもどる