家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
以前、北九州に住んでいた時
一番、驚いたことの一つに
九州の人たちがさばを刺し身で、そのまま生で食べてたこと。
いやいやいや
私は、京都で
サバは塩と酢で、シッカリ〆ないと食べてはいけない
と言われて育ってきたので
サバを生で食べる人を、見たことがなかったのです。
近所に住んでいた人たちは
釣りに行って、たくさんサバをつってきては
お刺身で食べてたんですよね。
サバを生で食べて、アニサキスに当たったりしいひんの?
って聞いたことがあるんです。
九州の人は、特別な菌をお腹に持っているとか
そういう事もあるのかと思って。
そしたら
普通に食あたりはするよ、という答え。
えええええええ~~~~~~っ??????
アニサキスにやられたら
いやいや、めちゃめちゃしんどいでしょ?
って思うけど。
そういうの、あまり気にしないらしい。
(きにしないって・・・そんな・・・)
で、一度食べたら、平気になるよ。
って言われて、かなり進められたんだけれど
結局、九州に住んでいた5年間で
そこだけは、どうしても乗り越えられませんでした。
生サバ・・。
食べられないのは京都人だけなんだろうか?
他の地域の人は食べられるのかなあ。
が!
サバの刺身は食べられないくせに
〆さばは大好き
子供の頃のすり込みって、やっぱすごいねえ。
(801) 塩サバで簡単!焼いて漬ければ〆さばの味。からだ喜ぶヘルシー作り置き。食べ方いろいろアレンジ料理付き<さばのごま酢漬け> – YouTube
コメント
全国的には、生サバは食べないのが普通だと思います。
むしろ九州が例外なんでしょうね。
よそに行ってサバを刺身で食べると言うと、たいてい驚かれます。
でも当地(北九州市)ではスーパーの店頭に、サバの刺身が普通に並んでいたりします。
サバには、アニサキスが内臓にとどまるタイプと、身まで侵入するタイプがあるそうで、
九州北部で水揚げされるのはほとんど前者なので大丈夫、ということらしいです。
(中毒の可能性がゼロではないとの注釈もついていますが…)
アニサキス中毒が起これば、売った店は営業停止になったりしますが、
最近はほとんど聞かないので、お店でも十分注意してさばいているのでしょう。
私もサバの刺身は食べますが、鉄の胃袋は持っていません(笑)。
私が小倉に住んでいた頃は
近所の人たちは、結構土日に釣りに行って
たくさんサバをつってきては、「今日はゴマサバだ~♪」ってはしゃいでおられましたよ。
ゴマサバって言う食べ方も、小倉で初めて知りました。
釣ってすぐのサバだと、食中毒は少ないのかもですね。