奥薗壽子のなべかまぺえじ

2022.05.12

”ちりめんじゃこ”と”しらす干し”

京都人は、ちりめんじゃこが大好き

どんな料理でも

ちりめんじゃこを入れたら美味しくなると思っているところがあります。

そんな京都人にとって

じゃこと言えば、ちりめんじゃこ

乾いたタイプのやつです。

だから、東京に来た時

スーパーのじゃこコーナーに

しらす干しがずらっと並んでいるのを見た時は

えええ～～～って思いました。

更に

Youtubeでちりめんじゃこを使った料理を紹介したら

しらす干しでもいいですか？

という質問をたくさんもらったりして

それも、びっくりしました。

因みに

しらす干しとちりめんじゃこはどう違うかというと

（そんなん、知ってるわ！って言われるかもしれませんが）

ズバリ、干し方、水分量です。

カタクチイワシの稚魚を

サッとゆでて、さっと干したのがしらす干し

かなり干したのがちりめんじゃこ。

だから、しらす干しの方が柔らかい食感で

ちりめんじゃこはカリッとしています。

でも、水分が抜けている分

ちりめんじゃこの方が旨味も塩分も濃い。

こういうのって

子供の頃からどちらを食べて育ったかで、

好みが分かれるんでしょうねえ。

でもまあ

炒めたり、煮たりする料理には

ちりめんじゃこの方が、旨味が強いのでお勧めです。

今回、YouTubeで紹介した豆腐ステーキのソースにも

ちりめんじゃこを使っています。

しらす干しを使う時は

炒めずに上からかけるのがおすすめです。

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