家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
食事を減らすとか、食事に気をつけるとか
もうそういうことでは、体重をキープするのは無理!
うん、わかる、わかる。
これ、この前、同年代の知人と話をしていた時の会話。
ある年齢を境に女性ホルモンの分泌が一気に減少し
それまで、その女性ホルモンによって守られてきたものが
一気になくなって無防備になる。
それによるもろもろの不調
それが更年期。
例えば
カルシウムが抜け出さないように守られていたのに
一気にカルシウム量が減少しちゃうとか
コレステロール値が上がるとか
血圧が上がるとか
太りやすくなるとか。
それに伴う心身の不調により
イライラ、のぼせ、落ち込み、無力感、脱力感
一説によると
更年期の時にうつ状態になるリスクは14倍にもなるらしい。
女性と男性、どっちが得か、なんていう話をするとき
私は絶対男性のほうが得な気がしていて
だって、毎月の体の変化や出産の痛みとか
女性のほうが、絶対嫌なことが多いように思うんです。
でも、よくよく考えてみると
その分、女性ホルモンによっても守られてきた部分も多くあり
守られてきたこと全く気づいて来なかっただけで
いざ、その守りがなくなりつつある今
ようやくそのことに気づいたような次第で。
更にいうと、その守られている部分がたくさんあるおかげで
身体の諸々の機能の老化も、男性よりも女性のほうが遅くなっていて
その遅くなった分が平均寿命の差なのだそう。
女性のほうが平均して10年くらい長く生きるのも
知らない間に守られていた結果というわけ。
どうせ守ってくれるなら、一生守ってくれたらいいものを
人生なかばにして
ここからは、自分の体は自分の体で守りなさい、っていうのはいかがなものでしょう?
結構きついものがあります。
でも、まあ、ものは考えようで
女性として生まれたからには
こういう大きな体の変化を絶対受け入れないといけないわけで
これはある意味、これまでの生活を強制的に見なおしさせられているようなもので
そういう機会を持たない男性よりも
ありがたいことなのかも、という風にも考えられますね。
イライラしたり、落ち込んだり
ちょっとしたことであたふたしたり
やる気がでなかったり、投げやりになったり
そういうこと全て、更年期だからしたないやと思ってみる。
ちょっと食べ過ぎればすぐに太り
ああ、このままおばさん体型になってしまうのかなと、思う日もあるけど
気持ちを切り替えて
いつもよりちょっと長めにウオーキングをしてみる。
納豆、豆乳、おから、豆腐などイソフラボンもしっかりとり
アーモンド、アボカドなど、
アンチイジングにいいという割れる食べ物だって積極的に食べる
冷たいものややめて、体を冷やさず
紅茶にもしょうがを入れて代謝を高める。
明日できることは今日はやらず
とにかく寝る!!
この山を乗り越えたら、
もはや怖いものはないかもと、チラリと思ったりしています。
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