家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
「華麗なるギャツビー」
あまりにも有名な小説で、
私も以前一度読みかけたのですが
もともと翻訳物を読むのが苦手だという事と
この時代のアメリカについて、よく分かっていなかったこと
こういう、お金持ちセレブの生活に、あまり興味がないのに加え
どちらかというと、何やってんねん、あんたらって思ってしまうところがあって
途中で読むのをやめてしまったのでした。
でも、この映画にレオ様が出ているので
気にはなっていて
気にはなっているけれど、なんかあんまり興味ないなあって思っていたのでした。
それが急に見ようと思ったのは
まもなくプライムが終了しますというお知らせが目に付いたからで
なんていいますか、
プライムで見れる間に見とかな、って思ったのでした。
(我ながら、けち臭い)
舞台は1922年のアメリカ
大恐慌の前の、バブリーな時代です。
お城のようなお屋敷に住む、謎の男性ギャツビー。
毎晩豪邸で繰り広げられるパーテイーで
どんちゃん騒ぎが繰り返される。
ギャツビーはいったい何者なのか。
ギャツビーの豪邸の対岸に、
アメリカ有数の億万長者の跡取りトム・ブキャナンが住んでいて
トムの妻、デイジー(金持ちの令嬢)とギャツビー
実は、昔結婚を約束した関係だったことが、だんだんわかってきます。
実は、ギャツビーは、貧しい生まれで
金持ちの令嬢のデイジーと結婚するためには
文無しの状態では無理だと思い、
ひそかに彼女と結婚できる地位と財産を気付いていたのでした。
紳士の立ち振る舞いを学び、投資と密造酒で財を成し
デイジーに見合う地位と財産と作り上げていたのです。
でもその間に、
デイジーはギャツビーを捨てて億万長者と結婚してしまっていたのです。
トムとデイジーの結婚は
トムの浮気が原因でぎくしゃくしています
けれど、お金があるから、ものすごく不幸というわけでもない。
しかしギャツビーには、デイジーが幸せには見えなくて
トムと別れさせて、自分を結婚するように迫るんです。
結婚の約束をしたものの
お金持ちに言い寄られ、お金に目がくらんで、お金のない男を捨て
お金持ちと結婚するって
まあ、日本風に言えば、貫一お宮みたいな話です。
いやあ、まったくそういう状況になったことのない私からすれば
なんで、お金に目がくらむかなあって思う。
お金はなくてもレオ様の方が絶対いいだろう。
ピュアで、優しくて、イケメンで、何より自分を愛してくれている。
このデイジーって言う金持ちの令嬢が
全く優柔不断で
貫一お宮のお宮もはっきりしない恩だけれど
デイジーも、まったくはっきりしない女なんです。
ギャツビーといるときは、ずーっと一緒にいたいといい
トムには、愛している時もある、みたいなはっきりしないことを言う。
しかも、それが、問題を大きくしていることに気づいていない。
いやあ、デイジーはっきりしいいや!!
この三角関係、最終的にどうなるのか
ネタバレになるので、詳しくは書きませんが
いやあ、あと味悪いです。
やっぱ、金持ちが金に物言わして、合ったことをなかったようにしてしまう
みたいなのは
めちゃ、気分悪い。
でも
ギャツビーを演じるレオ様は、すごくいい。
ピュアで純粋な感じがめちゃいい。
でも一番すごいなと思ったところは
トムに、自分の出自を暴露されて、
自分の育ちを見下された時
ぶちぎれて、なんとも言えない邪悪な表情になるシーン。
一瞬のあの豹変ぶり(そんな顔をするのは、そこのシーンだけなんだけれど)
鳥肌が立つくらいすごい。
いやあ、すごい役者ですよ。素晴らしい。
あの豹変シーンを見るためだけに、この映画を見てもいいくらい。
すごいです。
ストーリーはあと味悪いけれど
レオ様ファンとしては
見てよかったと思いました。
レオ様の笑顔にキュンキュンできます。
レオ様ファンの方にはお勧めです。
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