家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
しつこくかつおの話を。
かつお節って
ゆでる→燻す→掃除する→カビをつける
という工程で作られ
それぞれ
なまり→荒節→裸節→彼節→本枯節
という名前がついています。
これは、動画の中でもお話しした通りなのですが
動画の中で、触れなかったものが一つ
それは
なまり!!
なまりって、関西では、割と食べるんですよね。
少なくとも、私は子供頃よく食べました。
なまりって、早い話、
かつおのみをゆでてさましただけのもので
早い話し、油に浸かっていないツナです。
食べ方としては
大きく手で解して
マヨネーズや、おろしポン酢で食べるんです。
あっさりしていておいしい。
後、
焼き豆腐なんかと一緒に甘辛く煮たりもします。
20年くらい前に
一度だけ、なまりを使った料理を紹介してください
という仕事を頂いたことがあります。
東京で、なまりが売っているのかと思ったけれど
探せば、意外にも普通に売っていました。
でも
なまりを使ったレシピって
最近はほぼ見かけないですねえ。
ちなみに
なまり節って言うのもあって
これは、ゆでただけのなまりとは別物で
一度燻されています。
かつおの世界は複雑。
旨みの世界も
だしの世界も複雑
複雑だから、また面白く
どんどんのめり込んでしまうのです。
(883) レンジ1分!!すぐに作れる本格めんつゆ。使い方いろいろ。かつお節のミニ講座付き<奥薗流・めんつゆ> – YouTube
コメント
奥薗先輩~
たいへん 鉛になってます!
すっかり忘れていましたが…
生節とふきを炊いたん!
よく食卓にあがりました
懐かしいです~
肉じゃがなんかよりも
懐かしの母の味です…
今年は祇園祭やらはるんですね~
鉾建てやら、曳き初めの様子を横浜からInstagramなんかんかでチェックしてワクワクしています。
コンコンチキチン コンチキチンを聞くと血が騒ぎます~
きゃ~~~~っ、はんまや鉛になってました・・。
教えていただきありがとうございます。
やっぱ、京都の人は、子供の頃食べてましたよね。
私も、めちゃめちゃ懐かしいです。
今年は祇園祭も、大文字もやらはるみたいで、よかったです~~~。