家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
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友人に
「私、半熟の目玉焼きを焼くのは、上手いのよ」
という人がいます。
何でも、家族にめちゃ食にうるさい人がいて
半熟目玉焼きのこだわりが尋常ではなく
いい加減に作って出すと、なんやかんやとうるさいから
（私だったら、ご自分でどうぞって言うと思うけど）
必死で日々練習したらしい。
半熟の目玉焼きのこだわり
白身にはきちんと火が通っていて
端っこの方はカリッと香ばしく焼けていて
黄身の表面には、白い幕など張っておらず
鮮やかな色をしている、
黄身にお箸を入れると、とろりと流れ出す。
これを上手に作るには
卵を焼く時に水を入れてふたをするようなことをしてはだめなんです。
蓋をすると蒸し焼きになるので、表面が真っ白になってしまい
半熟目玉焼きラバーのお気に召さないはず。
黄身の表面は、鮮やかな黄色オレンジで、つやつやしていなければならないのです。
では
こういう目玉焼きを焼くにはどうすればいいか
フライパンに多めに脂を入れたところに卵を割り入れ
蓋を是ずに、じっくり焼く。
それだけ。
蓋をしないで焼きつつ
黄身の周りの白身の部分にも完全に火を通さないといけないから
結構時間、かかります。
真剣勝負です。
私も昔やってましたし
今でも撮影で、ロコモコ丼みたいなのを作る必要がある時は
そんな風にして焼きます。
けれど
日々の食事では、そこまでやらないし
黄身の表面に膜が張っていても、私は平気。
ただ、間違いなく、美味しく半熟に仕上げたい。
お箸を入れたらとろりと流れ出す黄身の美味しさ
そこは、譲れません。
そんなこんなで
編み出したのが両面焼きの半熟卵焼き
これだと、膜が貼ったとか、そういうのは全く問題なくなるし
焼くのも早い
そして、失敗なしです。
しかも、短時間で気楽に作れます。
それが今日、YouTubeで紹介した
半熟卵です。
是非是非お試しあれ
(1188) 蒸し焼き1分！誰でも失敗なくとろとろ半熟目玉焼きが作れます。これはテンション上がる！！＜半熟卵の照り焼き丼＞ – YouTube
コメント
いつも美味しい家庭料理レシピをありがとうございます。随分昔、子供が小学生時代よく朝ごはんに目玉焼き丼を作っていました。その当時は奥園先生のレシピ本と小林カツ代さんのレシピ本を愛読していて目玉焼き丼は、小林カツ代さんのレシピでした。奥園先生のレシピ本はおせち料理で、溶けるチーズの上にごまめをちらしレンチンして食べるパリパリごまめ。が大好評で今もつまみに作ります。あと、柚子寒天。も大好きです。
奥園流目玉焼き丼もレギュラー入り決定です。
コロナで毎日毎日暑い台所で料理で簡単美味しいレシピは助かります。
ありがとうございます😭明日夕飯に作ります。
うれしいコメント、ありがとうございます。
うちのおせちが、他のおうちで定番になっているというのは
ナントもうれしいですねえ。
ありがとうございます。
奥薗流半熟卵の照り焼き丼。是非作ってみて下さい。