家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
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ゴーヤーを初めて食べたのは
30年近く前で
まだ世の中に、ゴーヤーがあまり知られていないころ。
私もゴーヤーという野菜を、
本でも雑誌でもテレビでも、見たことがありませんでした。
初めてであったのは九州で（そのころ住んでいました）
夏になると、たくさん売られていて
あの当時
確か3本100円くらいの値段で売られていました。
安いけど、苦い。
栄養あるみたいだけど、苦い
いろいろやってみたけれど
これは、一生食べんでもいいかなって思いましたね。
ところがです。
沖縄でゴーヤー料理を食べた時に
あっ、ゴーヤーっておいしいかもって初めて思いました。
それから、苦いがおいしいに変わりました。
沖縄の農業関係の人に伺ったところによる
ゴーヤーって、めちゃめちゃ種類があるらしく
沖縄のゴーヤーは、苦みがまろやからしい。
確かに、沖縄でゴーヤージュースなんかも飲んだけれど
（沖縄公設市場で、ゴーヤーを目の前でジュースにしてくれるところがある）
それも、全然普通に飲めました。
その当時、九州でも買ってきたゴーヤーでジュースを作ったことはありましたが
もう、口がひん曲がるほど苦かった。
正露丸より苦かった気がする。
で、
その後、本土の方にもゴーヤーが普及することになるんだけれど
私の予想では
品種改良が進んで、
苦みがまろやかなゴーヤーが流通するようになったんだと思います。
私の舌が変化した、ということもあるとは思うけれど
あの時食べた原種にちかいゴーヤーに比べれば
今スーパーで売られているゴーヤーは苦みが少ないです。
（って言っても、苦いですけど）
でもまあ、ゴーヤーの苦みは、慣れるしかないと思います。
食べ続けていると、苦いがおいしくなる。
苦みを取るためにあれこれ手をかけるより
苦みになれるほうが、早いし簡単です。
そんなわけで、今日のYoutubeは
ゴーヤのチーズピカタを紹介しました。
ゴーヤとチーズの組み合わせ、是非是非試してみて下さい。
(1364) ゴーヤーのシンプルレシピ第2弾！チーズの旨味でゴーヤーがグッと旨くなる！モリモリ食べて夏バテ解消してね＜ゴーヤーのチーズピカタ＞ – YouTube
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