でいりいおくじょのBLOG

2015.07.26

今日はカレーの気分です


暑くなると、無性にカレーが食べたくなること、ありますよね。

思うに、スパイスの香りってクセになるというか

アイスとか、チョコレートも食べずにはおれなくなる何かがあるけど

スパイスもそれに近い気がします。

つい先日の話なんですけど

私の住んでいるところは、最近やたらとカレー屋さんが多くて

街を歩けば、一軒や二軒は簡単にカレー屋さんに行き着くほど。
 

で、この前たまたま歩いていて見つけたカレー屋さんがすごくおいしそうだったので

後日、今日は気分がカレー!!という日に行ってみたわけですよ。
 

ところが、運悪く臨時休業。
 

それで仕方なく、もう一軒別の、前から気になっていたカレー屋さんへ。

ところがそこもお休み。
 

で、もうこうなったら、前から何回も言っているカレー屋さんにしかないと思って

行ってみたんだけど、なんとそこも休み。
 

なんで?????
 

仕方ないので、行ったことのあるシンガーポール料理のお店に。

(そこは、何とか開いていた!よかった~)、
 

で、そこの定番シンガーポールチキンライスを食べようかと思ったんだけど

もう、気持ちがカレーで、口の中もカレーを欲していて
(そういうことってあるでしょ?)

もう、シンガーポールチキンライスでは、どうにもこうにも収まらない状態で
 

ふと見ると、マレーシアカレーというのがあるではありませんか。

迷わず、それを注文。
 

その、マレーシアカレーは、比較的あっさりした、まあ普通のカレーだったのですが

一緒についてきたロテイーというのが、めちゃおいしくて。
 

ロテイーというのは

ナンとか、チャパテイーみたいな平べったい無発酵パンで

マレーシアのカレーには、定番らしい。
 

カレーにご飯は、もちろんおいしいけど

たまに、こういうパン系のものと組み合わせると、

なんだか、カレーの世界がぐんと広がって、楽しくなりますね。
 

そんなわけで、

家でもやってみたくなって、作ってみました。
 

無発酵のパンって、もっちりした触感と、口に広がる小麦粉のおいしさが何とも言えませんよね。
 

ただ、水と塩と小麦粉をこねただけだと、

焼き立てはともかく、冷めたときに固くなってぱさぱさしてしまうので、

ちょっと工夫が必要です。
(多分、本来は、そんな風に乾燥させることによって、保存性を高める言う目的もあるわけだから、そういうものだと思うけど)
 

やり方としては

ほんの少しベーキングパウダーとかを入れて、若干ふくらませたりすると

柔らかく仕上がるんだけど

私は、こういう素朴なパンには

ベーキングパウダーとか重曹とかを入れない方が好き。

人工的にふくらませず

シンプルに仕上げた方が、小麦粉本来のおいしさが味わえる気がするのです。
 

例えば、長野のお焼きとかも

あれも、生地は無発酵パンに近いと思うんだけど

ベーキングパウダーとか、イーストとかを入れない方が、絶対おいしいと私は思います。
 

で、お焼きの場合は、中の具の水分もあるので、小麦粉と水と塩をこねただけで、十分おいしくできるんだけど

ロテイーやナンの場合、わたしはヨーグルトを加えます。

水分を減らしてヨーグルトを加えると、なぜだかわからないけど

生地がモチモチになり、冷めてもしっとり柔らかく仕上がるんです。
 

この自己流自家製ロテイーに合わせるのが

ナスとひき肉のカレー。

水を加えず、ナスとトマトの水分だけで仕上げるのがコツ。
 

カレー粉で仕上げておいて

最後に、ガラムマサラを少し振りかけると本格的な香りになります。
 

カレーには、ちょっと甘酸っぱいものが合うので

きゅうりとトマトを甘酢に漬けた、即席スイートピクルスを添えました。

こういうのがちょっとあるだけで、口の中がリフレッシュされ

スパイシーな風味が、よりおいしく感じられたりしますね。
 

カレーだけだと、ああカレーかって感じの家族も

ロテイーを添えただけで、なんだかテンション高め。

ほんのちょっとの変化で、いつものごはんもなんだかごちそうになりました。
 

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