2015.11.01

カレーうどん

寒くなってくると

ちょっととろみのあるうどんが恋しくなります。

カレーうどんの季節ですねえ。

カレーうどんというと、

市販のカレールーをお出しやスープで溶いて作るやり方もありますが

私は、うどんのつゆに片栗粉とカレー粉を混ぜたものを加えてとろみをつけた

和風のカレーうどん派です。
 

あくまで、だしの味がベースで、

「カレー粉なんか入っちゃってますけど

和風だしのうどんです～、よろしゅう～」って顔をしているのが好きです。
 

お出しのベースは、昆布と煮干し。

以前にも何回も書いていますが

麺のお出しには、煮干しとか、鯖節のような

ちょっと雑味のある出しを使った方が、断然おいしいんです。

鰹節の上品なうまみも、おいしいとは思うんですが

どこか、つんと澄ましたような味になって

うまいな～～～～ってガツンと納得するようなところにおいしさにならない気がするんです。
 

ただし、カレーうどんの場合は、

昆布、煮干し出だしのベースを作ったところに、

豚肉のうまみをプラスして、さらに最後に鰹節も入れちゃって

何層にも旨みを掛け合わせます。
 

カレー粉が入るので

ちょっと、骨太なうまみにしておかないと、カレー粉の香りにうまみが負けてしまうような気がして
 

作り方を整理すると、

まず、昆布と煮干しと水を鍋に入れて火にかけ

ゆっくり沸騰させて5分くらいに出したら、

（ここで、気になるようなら煮干しを引き上げる）

豚肉と油揚げを入れて

醤油とみりんと塩で味を調えます。
 

醤油とみりんだけだと色が濃くなりすぎるので

醤油を減らして、一部塩で塩分を補うと

関西風の、色の薄いだしになります。
 

だしの味が整ったら、うどんを入れ、

鰹節を加えてから、カレー粉入りの水時片栗粉でとろみをつけます。
 

とろみをつけてから鰹節を入れるのではなく

鰹節を入れてから、とろみをつける方が

鰹節のうまみが、うまく溶け出します。
 

全体にとろみがついたら、ネギを入れてさっと火を通せばできあがり。
 

あっ、ネギは九条ネギがあれば言うことなかったんだけど

東京ではなかなか手に入らないので、今日はわけぎです。

やっぱ、この柔らかい緑のネギが、うどんにはいいですね。
 

カレーうどんには、太めのうどんのほうが、

案がよく絡んでいいと思うのですが

今日は、スーパーで見つけた包丁切りきしめん、というのを入れてみました。

普通のきしめんより、ちょっと厚め。

平打ちのもちもち麺に、カレーあんがよーくからみます。
 

ところで、麺類って、どうしても塩分が多くなってしまうので

私は、家で作るときは、ちょっとだしを少なめにしちゃいます。

お店みたいに、たっぷりだしをはった方がおいしそうに見えるし

事実おいしいとは思うんだけど

汁が多くなると、その分入れる調味料を多くなるし

汁を全部飲まずに半分残した方が体にいいと思っても

自分ので作ったうどんのだしは、やっぱり全部飲み干したくなる。
 

なので、最初から、ちょっと少なめにしておくと

味を薄くして、調味料を控えめにしなくても

結果として、口に入る塩分を少なく抑えることができます。
 

特に、カレーうどんやあんかけうどんのように

汁にとろみをつけるうどんは

麺にしっかりおつゆがからむので

汁が少なめでも、そんなに気になりません。
 

また、しょうが、ゆず、七味唐辛子、カレー粉、ネギなど

辛味や香りのあるものを加えると

薄味でもおいしいと感じることができ

体も温まるので、おすすめ。
 

今日も最後にたっぷりと、おろししょうがを添えました。

和風のカレーうどんには、このしょうがが欠かせません。

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今日のお弁当
 

和風チンジャオロースー

かぼちゃのそぼろ煮

ニンジンとしめじの梅おかか和え

卵焼き、ミニトマト
 

和風チンジャオロースーは

醤油と片栗粉をもみ込んだ豚肉を炒めている横で

細切りにしたピーマンを炒め、

豚肉に火が通ったら、豚肉と一緒に千切りしょうがを一緒に炒め

最後に、豚肉とピーマンをさっと炒め合わせたら

醤油で味を調えて、鰹節を混ぜます。
 

豚肉に下味をつけて、ピーマンには最後のところでさっとしょうゆ味をからめるくらいでおいしく仕上がります。
 

以前は、オイスターソースで味付けたものを入れていたのですが

しょうゆだけのしんぷるなあじつけのほうが、さめたときにごはんによく合うように思い

最近はもっぱら、このシンプルなしょうゆ味にしています。
 

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