でいりいおくじょのBLOG

2015.11.18

鶏ときのこの酒かすトマトシチュー

先日訪れた、奈良の大神神社は、

全国的に知られたお酒の神様を祭っている神社だそうで

拝殿のところにぶら下がっている緑色の大きな杉玉も拝見しました。

家に帰って、調べてみると

なんと11月14日が新酒の醸造安全祈願大祭の日で

(私がお参りしたのが16日)

新しい杉玉が飾られたばかりだったようです。
 

普通杉玉で、もう少し枯れた感じで

こんな青々している杉玉って、あまり見たことがないなあと思っていたのですが

飾ったばかりだったのですね。
 

ちなみに、酒屋さんの軒先にかかっている杉玉は

三輪山の杉から作った杉玉を持ち帰って飾られるようです。
 

考えてみたら、

日本酒って、お米をお酒にするわけですから

やっぱり、そこに神様が宿っている感じ、しますね。
 

ちなみに、私は下戸なんですけど

日本酒の味も香りも大好きなので

アルコール分解酵素が体にあれば、ガンガン飲んでただろうなあ。
 

子供のころは、酒かすも奈良漬も、

食べれば顔が真っ赤になっていたのですが

大人になってからは、酒かす&奈良漬では、さすがに酔わなくなりました。

なので、貧乏長屋の落語じゃないですけど

酒粕を食べて、お酒を飲んだ気分になっています。
 

今日は大神神社のそばの酒屋さんで買った酒かすを使って

鶏ときのこの酒かすトマトシチューを作ってみました。

下味をつけた鶏もも肉に小麦粉をまぶして、皮目のほうから香ばしく焼き

出てきた油で、玉ねぎとニンニクも炒めたら

トマトの水煮缶と水を入れ、
 

ここで、酒かすと赤みそを入れて煮ます。

煮込み始めの最初のところで、酒かすと赤みそを入れるのがポイントです。
 

このタイミングで入れると

酒かすも赤みそも、あらかじめ溶かしておいたりせずに

手でちぎって塊のまま入れても、上手に煮溶けるので楽ちんだし
 

酒かすも赤みそも、煮込むことでわざと香りを飛ばしてしまうことで

うまみとコクだけが、いい感じに残るんです。
 

もちろん酒かすの香りを残したいなら

最後のほうに入れれば、酒かす感が出ますが

案外、隠し味的に酒かすを使ったほうが

シチューとしては、複雑なコクのある仕上がりになると思います。
 

10~20分くらい煮て

全体がトロリとなったら、最後にキノコを入れ

ちょっとくたっとなたら、味を見て

足りないようなら、塩か醤油をいれ

トマトの酸味が強いようなら、砂糖を小さじ1~2杯入れて、出来上がりです。
 

今日は、パスタとブロッコリーを添えましたが

ご飯にかけるのもいいし

マカロニを入れてピザ用チーズをかけ、

グラタン風にオーブントースターで焼くのもおいしいです。
 

明日は、残ったシチューにカレー粉を入れて

トマト酒かすカレーにしてみようかな。
 

**********************
 

今日のお弁当
 

カジキのみそ漬け焼き

人参、ジャガイモ、ソーセージの煮っ転がし

蒸しブロッコリー

梅レンコン

卵焼き

奈良で買った奈良漬
 

カジキは、みそ、みりん、砂糖、酒をジッパー付きの袋に入れて、

混ぜ混ぜしたところにカジキの切り身を入れて漬け込んでおくと

朝焼くだけで、お弁当のおかずができるので楽ちんです。
 

カジキはみそにつける前に軽く塩をして、10分ほどおいてから漬け込むと

いきなり味噌につけるより、味がうまくしみる気がします。

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