でいりいおくじょのBLOG

2015.11.11

肉汁うどん

昨日仕事が終わった後、

ちょっと足を延ばして川越に行き、

うどん屋さんで肉汁うどんを食べました。

実は、武蔵野うどんというのが、以前から気になっていて

これは、東京都多摩地区と埼玉西部(かつての武蔵野の国の地域らしい)に伝わる伝統的なうどんで

もともとは、武蔵野地方でとれる武蔵野小麦で手打ちされたうどんのことらしく

明確な定義というのが、ちょっとわからない部分はあるのですが

最近は

豚肉とねぎの入ったつけ汁に、太めの腰のあるうどんをつけて食べるというのが、

基本のスタイルになっているようです。
 

うちの近所にも、肉汁うどんを看板にしているうどん屋さんが数件あって

私も食べに行ったことがあるのですが

いずれも、ちょっと太めで、結構コシのある麺が特徴ですね。
 

私は、柔らかくてもっちりした茹で麺も、結構好きなんですけど

めちゃくちゃコシのあるのも好きなので

(要するに、うどんなら何でも好きってことです、はい)
 

初めて、うちの近所の武蔵野肉汁うどんを食べたて以来

武蔵のうどんは、やみつきです
 

そんなわけで、川越に行列のできる肉汁うどん屋さんがあると聞いて

どうしても食べたくなって

ちょっと、足をのばしていってみたというわけです。
 

食べてみると、

味は武蔵のうどんらしく濃いめのしょうゆ味。

豚バラ肉の脂がちょうどいい感じでコクを出し

コクがあるんだけど、不思議なくらいすっきりした美味しさ。

しゃきっとしたねぎの火の通り方もバッチリ。

うどんは太めで、コシがあり

うどん自体もおいしいけど、つゆにつけるとさらにうまみが増す感じ。
 

並み(680円)でも、かなりのボリューム。

女性なら、これだけでお腹いっぱいになる量なんだけど

でも、食べだしたら止まらなくて、ペロッといけちゃいます。
 

この肉汁うどんがあまりにもおいしかったので

味を忘れないうちに

今日は、家で再現してみました。
 

上が、お店の肉汁うどん

下が 私の作った肉汁うどんです。
 

つけ汁だけを再現してもよかったんだけど

こういうのって、やっぱり麺とつゆとの相性もあるし

麺のコシや太さが違うと、つゆのからみ具合も違ってくるので

手打ちで作りました。
 

うどんが、結構太くてコシがあったの

ちょっと太めに切ったら、ちょっと太すぎましたね。

でも、食べた感じは、これはこれで、結構おいしかったんです、ホント。
 

つゆは、水と昆布を鍋に入れ

沸騰したところで、しょうゆとみりんを入れ

豚肉と油揚げを入れてさっと煮て

ちょっと時間差でねぎを入れて煮て

最後に鰹節を入れました。

(だしを取らずに、鰹節を入れてそのまま全部食べるのが奥薗流なので)
 

醤油とみりんの割合は

醤油をおおめにして、しょうゆの味をたたせた方が、関東っぽい味になります。

(みりんをきかせて、ちょっと甘めにすると関西風の味になります)
 

今日の割合は2人分で

水  2カップ

昆布 1×10センチのもの1枚

醤油  大4

みりん 大1

鰹節  1パック
 

(ここに豚バラ肉、油揚げ、長ネギが入ります)
 

たぶん、お店のつゆは、もう少し濃かったので

この割合で、しょうゆとみりんの量をふやせば

同じくらいの濃さになるのでは、と思ったけれど
 

塩分の取りすぎもよくないかと思い、若干減らしました

もちろん、つけつゆを全部飲まなかったら、問題ないんだけどね。
 

外でおいしいものを食べて

家で、作ってみると、いろんなことが分かって楽しくて、勉強になります。
 

ほら、書道でも、絵画でも

上手な人のを模写して勉強するでしょ?

丁度、あんな感じです。
 

武蔵のうどん、お店によって、若干味も違うので

家で作るとき、自分らしくアレンジしてみるのも楽しいと思います。

よかったら作ってみてください。

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