でいりいおくじょのBLOG

2023.02.19

読書日記「白髪の国のアリス」

毎日何かしら本を読んでいるので

読書日記も書きたいと思っているんだけれど

 

読むよりも書く方が、何倍もエネルギーがいるため

なかなか読書日記が書けない今日この頃。

 

でも、今日は

気持ちが元気になる本を読んだので、

この前向きな気持ちがなくならないうちに

ささっと書いてみることにしました。

 

「白髪の国のアリス」(田村セツコ著 集英社)

 

あの田村セツコさんのポエム&イラスト&エッセイ集です。

 

小学生の頃

田村セツコさんのノートとか、便せんとか、シールとか

いっぱい持っていました。

いや、クラスの女の子は、たいていみんな持ってたと思います。

 

あの田村セツコさん、1938年生まれで現在85歳!!!!

 

85歳ですが

あの可愛さは、今も健在です。

スゴイ!!!

 

みつはしちかこさんも、ずーっとチッチとサリーを書いておられて

永遠の少女だと思っていましたが

田村セツコさんの可愛さも不滅です。

 

イラストもかわいいけど

詩も、エッセイも

みんなかわいい。

 

白髪のアリスって、ご自分のことを書いておられるくらいだから

たぶん、見た目は、シッカリ年をとっておられるのだろうけれど

イラストも、文章も、エッセイも、全然年をとらない。

こんな年齢の重ね方ができるんですね。

憧れます。

 

元気に暮らす秘訣は

いつもメモ帳を持ち歩き

気になる言葉をさっと書き留める事なんだそう。

 

新聞やテレビ、すれ違った人の言葉などなど

気になったらさっと書き留めておく

 

ポケットの中を、ガサガサって探すと

意味不明の言葉が出てきたりするんだって

 

日々の暮らしの中で

出会ったステキな言葉が

田村セツコさんにとっては、宝物なんです。

 

ああ、そういうのいいなって思いました。

 

お金とか、名声とか、ブランド品とか、宝石とか

そういうものよりも”言葉”を大事に暮らす

自分が大切にしている言葉って

自分にとっては宝石以上に価値がある。

 

そういう言葉を拾い集め、

子供がガラクタを集めて、大切大切にするみたいに

そんな言葉たちを

日々思い出したり、口に出していってみたりして暮らす。

なんかいいなあ。

 

あとは

大好きな絵をかいて、大好きな色に囲まれて

そうして、ニコニコしながら暮らす。

 

いやあ、憧れです、そういうの。

 

年を重ねると、見た目が変化していくのは仕方ないとして

心の中まで、年をとりたくないもの。

 

私も、言葉ノート作ってみようと思いました。

 

田村セツコ

 

 

 

コメント

  1. ぶんすけ より:

    わたしは田村せつこさんのグッズ等はリアル世代ではないですが、色々本を読んでとても好きになりました。

    インテリア、服装を紹介した本もおすすめです。
    確か原宿?の古いマンションにお住まいと書いてあり、お部屋は決して華美ではないけれどお気に入りのものに囲まれていて…。
    キッチンの扉をペイントしたり、お気に入りのお皿を飾っていたり、きゅんです。

    さらに親御さんの介護をされたり、さまざまなご苦労があっても明るく書いてあり、おちゃめだけでなく、心が美しい人なんだなぁと思いました。

    1. 奥薗壽子 より:

      ホント、文章や絵に、優しさがにじみ出ている感じがしました。
      かわいらしくて、優しくて、この本を読むとますます大好きになりました。

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「送信」ボタンを押してください。

PageTop