家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
ご飯を炊く時の水加減って
まあ、ひとそれぞれ好みがありますが
普段は、正確な水分量なんて、あまり意識することはないんじゃないかと思うんです。
というのも
炊飯器の内釜にメモリがついているから
そのメモリに合わせて、固めとか、柔らかめとか、加減しているんじゃないかと。
たぶん、米に対して、水は1割り増しとか、2割増しとか
なーんて考えている人は
鍋で炊いている人だと思う。
はい、私がそうです。
炊飯器がないもので。
なぜ、こんなことを書いているかというと
実は、今日のYoutubeで
炊き込みご飯を紹介したんだけれど
その動画の中に、当初水分量の話を入れていたんですが
あらためて動画を見直して
水分量の話って、ほとんどの人は興味ないだろうなって思いなおして
削ったのでした。
ほとんどの人が、炊飯器で炊いてますもんね。
いや、普段、ご飯を炊くのに
難しいことを考える必要もないし
炊飯器で炊くのは便利だと思うんですよ。
それについて、何かを言いたいわけではありません、けっして。
でも、
鍋で炊く炊き方や
水加減なんか
生きる知恵として、知っておくのも悪くないんじゃないかとも思うのです。
鍋で炊く知恵、
米と水の割合。
ちなみに、水加減は
米に対して、1割から2割増し
米1カップなら、水1カップ+大さじ1~2くらい。
って感じ。
厳密な事でなく
米と水、同量より、ちょっとだけ水を多めって感じです。
今日のYoutubeでは土鍋で炊く方法も紹介しています。
普通の鍋でも同様に炊けます。
こういうの、知っていて損はないと思うんですよ。
良かったら、鍋でご飯を炊くの、挑戦してほしいな。
たかがご飯だけれど
なんかちょっとわくわくして、達成感が味わえます。
(289) 材料3つ!たっぷり生姜で体ぽかぽか、免疫力アップ!!土鍋ごはんの炊き方付<梅生姜ごはん> – YouTube
コメント
奥薗先生、私は水分量、毎回気にして、毎回少し変えています。
明日は先生の動画をみて土鍋で炊き込みご飯に挑戦しつみます。
ありがとうございます!
土鍋ごはん、上手く炊けますように。
ふたを開ける瞬間、おお~~~~~ってなりますよ~~~。
私と土鍋との出会いは「おくぞの流 玄米・雑穀らくちんごはん」です。土鍋の特徴が奥薗流に書かれてあって、土鍋っておもしろそう〜っと魅せられて以来、我が家ではずっと土鍋でご飯を炊いています。息子は海外で自炊をしていますが、やはりお鍋で炊いています。お鍋なら電圧の違う場所に引っ越しても大丈夫。お米が日本米でない時も基本炊き方は同じだから大丈夫。京都で一人暮らしの娘もお鍋で炊いてますよ〜(娘と京都でたぬきうどん食べたい!)
わぁ~~~~、うれしいコメント、ありがとうございます。
土鍋って、使えば使うほど面白いんです。
って言うか、ローテクの道具って、時代が変わっても、場所が変わっても
使い方が変わらないのがいいですよね。
土鍋バンザイ!!!!!
土鍋は本当に万能ですよね。
特に私は、蒸し料理に多用してます。鶏むね肉や豚の三枚肉を余熱調理で軟らかくしたり、別売りで入手した陶器のすのこ?を使うと シュウマイや豚まんもフワフワに。炊飯にも是非トライしてみたいです。
ところで、先生にお尋ねがあります。
土鍋に直接油をひいて、炒める事は鍋肌が傷むので やらない方が良いと聞いた事があります。
一旦先に炒めてから そのまま煮込みたい時などでも やはりフライパン→土鍋というふうにしないといけないですか?
洗い物を極力少なくしたいんで、、、。
土鍋って、土でできているので、穴がいているため
油が外に染み出す可能性があるんです。
なので、炒めものはしない方がいいです。
ただし、セラミック製の土鍋は、炒めることができます。
セラミックは、熱による伸縮がないこともあり、染み出す危険がないのです。
また、自分の土鍋の宣伝をするようで恐縮なんですが
奥土鍋は炒めることができます。
土鍋を作る時は、使う土にこだわったので、炒めることができるのです
(熱による伸縮が限りなく小さい土を使っているため、染み出しにくいのです)
これは、かなりの実験をして立証済みです。
けれど、それでも、炒めることは推奨していません。
なので、土鍋で炒めることはしない方がいいです。
染み出した油に引火して、火事になる危険、および割れる危険があります。
ひえ~~!そんなに危険をはらんでいるとは、まったく知りませんでした。
土鍋ちゃんって 思っていたより繊細なんですね♡
もう かなり年季が入った物を使っているので、注意して大切にしていきます。
詳しくお教え下さり、有り難うございました。