でいりいおくじょのBLOG

2023.03.04

手作り豆腐にハマったことがあります

豆腐を作るのにハマった時期がありました。

あれは、もうかれこれ20年くらい前でしょうか。

 

豆腐の作り方というのはこう。

 

大豆を一晩水に浸けて、ミキサーにかけ

それをさらしでつくった袋で濾して、豆乳を作る。

これが第一段階。

 

文章で書くと簡単に見えますが

ここまででも、かなり大変。

 

今は、スーパーで豆乳を売っているけれど

その当時、豆乳というのは売られていなかったので

こうやって作るしかなかったんです。

 

もっとも、今スーパーで売っている豆乳は

薄いので豆腐を作ることはできないんですけど。

 

で、

その出来た豆乳を土鍋に入れて火にかけ

さあ、ここからが、一番の山場です。

 

にがりの種類や、分量や濃さによって、

出来上がりが違うので、そこは結構こだわっていました。

 

また入れ方も、ちょっとしたコツがあるんです。

 

土鍋の中の豆乳ににがりを回し入れて

一呼吸おいて大きく混ぜると、もらもらと固まってくるんです。

それをゆっくりを大きく混ぜると、ゆっくりと固まる

後は、そのまましばらく置くと

全体に固まって豆腐になるというわけ。

 

この固まった豆腐を、土鍋からすくってそのまま食べるんですよ。

 

普通、豆腐って、固まった後いったん水に放つんですね。

そうすることで、にがりが抜けて、大豆の甘みがぐっと増すの。

 

でも、このやり方だと、水に取らないので

にがりもそのまま口に入るから

ちょっと苦いんですね。

 

それがまた、豆腐の味わいになるの

いかにも手作りって感じがして

 

そのぬくぬくやわやわで、ちょっとにがりの味がする豆腐を

家族みんなで、すくいながら食べるわけです。

 

湯豆腐みたいで、湯豆腐じゃない

 

これはこれで、美味しかったなあ~。

 

ところが

最初は作るのが楽しくて

ワイワイ言いながら、参加してくれてた子供達がそのうち飽きてきて

(毎日毎日やってたら、そりゃ飽きますわ)

 

また豆腐~~~~~?

って感じになりました。

(家庭料理研究家の家族はつらいんですよ)

 

 

土鍋豆腐

今となっては、よくあんな手間のかかることを毎日やっていたなあって

我ながら感心します。

 

今はもう、湯豆腐で十分。

湯豆腐バンザイです。

 

(564) わかめの香りと煮干しの旨味。〆まで美味しいごちそう湯豆腐。ネギおかか醤油の作り方も!!<わかめ湯豆腐> – YouTube

 

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