家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
以前から、本好きな人とつながりたいという思いがありました。
本を読むって、基本孤独な作業だし
私の周りに、本を好きな人が、ほとんどいないのです。
調べてみると、小さな読書会のようなものは
開かれているようなのですが
なかなか、参加してみるまでにはならなくて。
そんな中
若松先生が主催されている読むと書くという講座は
以前からめちゃ気になっていました。
でもね、
扱っている本のレベルが高い
どれも、めちゃ難しそうなんですよ。
私なんかには、到底読みこなせそうにない・・・・。
ところが今回、武者小路実篤を取り上げるという事で
心動いたんです。
高校3年生の時、
突然、勉強する意味や、将来の目標を見失って
引きこもったことがあるのですが
その時に読んだのが武者小路実篤
なぜ、あの時武者小路実篤だったのか
もう一度読んでみたくなり
どうせ読むなら、先生の講座で勉強させてもらいたい
そんな気持ちが強くなりました。
でも私、こういうの、けっこうウジウジ悩むタイプで
ウジウジ悩んでいる間に
1回目の講座が終わってしまったんです。(全3回)
ああ、もうだめだわ~~ってなったんだけれど
諦められず
2回目からでも、大丈夫かも…って思いなおし
それでもまだウジウジしていて
今日申し込まなかったら、もう締め切られる!!
って言う時に、滑り込みで申し込みました。
(映画バクダットカフェに背中を押された!)
セーフ!!
で、今日がその講座日。
「人生論・愛について」(武者小路実篤著)
事前に読了!!
(「友情」と「真理先生」も読みました、予習完璧!!)
で、いよいよ、本番の講座。
先生が作られたレジュメに添って
(あらかじめ、本の中から必要な個所が抜粋されて書かれている)
解説されていきます。
講座を聞きながら思った事。
武者小路実篤の文章って
考えながら書いておられる感じで、
行きつ戻りつしながら進んでいくので
解説が難しいんだろうなあと。
その行きつ戻りつする言葉の中から
ここぞというところに立ち止まり
金を掘る。
それも難しいんだろうなあと。
聞きながら
大変そうだなあって思いました。
(そういうことを考えている時点で、落ちこぼれている
って言うか、不謹慎です、すいません)
その掘り起こしたものの価値を
私自身が、上手く認識できなかったというのが、正直なところです。。
武者小路実篤が生きる上で一番大事としているものは
美・愛・真
そこは分かったのだけれど
美・愛・真とは何か。
結局、堂々巡りで
これが大事だと思っておられることは分かったけれど
それ以上のことはわからなかった…。
私としては、
正解はないにしても
そういうことをあーだこーだと言ってみたかったし
先生はどんな風に考えておられるのか
そういうことを聞きたかったなって思いました。
・・・・とまあ、そんな感じで
はじめて受講、無事終わりました。
私が思っていたのは
この本を通して、何を感じ、何を考えるか
他の人の感じ方や考え方を知りたいと思っていたのですが
そもそも
それは、この講座の趣旨とは違ったようです。
この本を読んで、思ったことがいろいろあったのですが
それを伝えるすべはありませんでした。
(質問すればよかったのかな‥)
たぶん、この講座は、
そのために、もう一つ書く課題が用意されていて
そちらも選択していれば
もう少し、深く考えを交流できたのかもしれません。
本を読むというのは、やはり個人的な営みなので
それを、誰かと分かち合うというのは難しいのかもなあ
そんなことを思いました。
でも、とてもいい経験でした。
コメント
いつもこちらで紹介して下さる、映画、本を楽しみにしております(^^)
奥薗さんオススメなら間違いない!!って感じています。
私は、あるコミュニティに属しておりますが、その仲間が大好きなので、その仲間の中で、本、手仕事、ウクレレなど、目的とは一見違うライングループを作り、シェアしています。
1つの価値観が一緒なので、それぞれ面白いシェアが出来ています。
参考にならないかもしれませんが、私の楽しみ方です。
再度になりますが、映画、本の紹介、楽しみにしております。
あ、今気が付きましたが、、私からもオススメや感想などバックすればいいのもしれませんね。
そういうコミュニテイーは良いですね。
結局、そういうののほうが、気楽に発言できて、いろんな意見が聞けていいのかもですね。
あっ、そうそう、感想や、おすすめなど、是非是非教えて下さいませ。お願いします。
人生って短すぎますよねぇ…。
やりたいことをすべてやるには…。
ホント、それ。
先生、こんにちは。
You Tubeでコメントさしあげているsaraです。
先生は、お料理のほかにも いろいろと好奇心旺盛な人なのですね。素敵だなぁと思います。
私の好きなさだまさしさんが、自身の作った歌について こんなことを仰っていました。
歌は発表された瞬間から自分のものではなく、それを気に入った人のものになる。歌作りはお花作りのようなもので…
僕の花はその人の心の庭先で違う花に変わる
私は本はたくさん読んでいなくて、なので紹介できる本ていまはないのですが…
先生が もしお聴きになったことがなかったら、さだまさしさんの ”残春” という歌をお届けしたい気持ちです☆
さだまさしさん!!
私、年代的にドンピシャで、グレープ時代の「精霊流し」からのファンです。
「秋桜」とか「無縁坂」とか「飛梅」とか、今でも全部歌えます!!
”残春”もいい歌ですね。これは聞いたことがなかったので、早速Youtubeで聞いてみました。
教えて下さってありがとうございます。
私からのおすすめは「主人公」、よかったら聞いてみて下さい。