家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
いよいよ、ミニトマトも残り少なくなってきました。
あと一回くらい、何か料理に使えばおしまいというくらいの量。
これをどう料理して食べるか、悩むなあ。
で、あれこれ悩んだ結果、
私が作ったのは、ミニトマトのシャーベット!!
実は、以前でいりいおくじょのでも紹介したミニトマトのはちみつ漬け。
あの後も、何回か作って、
ある時ふと、冷凍してもおいしいんじゃないかとひらめいてやってみたわけですよ。
実は、私が人生の中で、一番最初に考えた料理がトマトのシャーベットで
(これは、以前にも書いたことがあるし、講演とかでもよくしゃべっているので
もう、聞き飽きたよ、という方はごめんなさい)
子供のころ、祖母の畑で採れるトマトを冷凍庫で凍らせて
それに砂糖をかけて食べてたんです。
それが私の、考えたトマトのシャーベット。
なーんだと、思われるかもしれませんが
当時、日本で初めて2ドアの冷凍冷蔵庫が発売されたばかりのころで
それまで、ワンドアタイプのものでは、できなかった冷凍が、この冷蔵庫の出現で可能になったので
そういう意味では、日本の中では限りなく最初にトマトを冷凍した人間だと思うんです。
(ちょっと自慢、すいません)
で、ミニトマトのはちみつ漬けを凍らせてみると
なんとも懐かしい味がしたわけ。
作り方を、もう一度書いておくと
へたを取って洗ったミニトマトをジッパー付の袋に入れ
袋の上から綿棒でたたいて亀裂を入れ、そこにはちみつ(砂糖でも可)を入れてモミモミ。
これを冷蔵庫に入れれば、ミニトマトのはちみつ漬け。
冷凍庫に入れればシャーベットです。
トマトから出てきたジュースははちみつがたっぷり混ざっているため
カチカチに凍らず、
袋の上からもみほぐせば、簡単にバラバラになるので
好きな量だけ取り出して食べることができますよ。
器に残ったはちみつは、もったいないのでヨーグルトを入れて、私は食べちゃいます。
暑い時期
こんな素朴な冷たいおやつ、なんか体身にもやさしい気がします。
よかったら作ってみてください。
凍らせることによって、皮のかたさも全く気にならず
皮ごと全部美味しく食べられます。
さてさて、それなりに熟してミニトマトは完食しました。
残るは、青いうちに採ってしまい
熟しきっていないミニトマトたち。
常温保存で、ちょっとは追熟したけど
やっぱり、そのまま食べるのはちょっと…。
へへへ、実はこの子たちもおいしく食べる秘策を考えたのです。
明日は、この未熟なミニトマトたちを、美味しく食べきる方法を紹介しますね。
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