家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
京都に行くと、いつも立ち寄るテイーサロンがあって
そこは、お水の代わりに水出しの煎茶が出てくるんです。
それがおいしくておいしくて、夏になると家で真似して作っています。
そのサロンに、水出し用の茶葉が売っていて
最初、それを買っていたのですが
水出し用のポットを手に入れてからは
普通の煎茶で、手軽に作っています。
(水出し用のポットはスーパーでも売っています)
夏のお茶は、麦茶もいいのですが
数年前に、とてもおいしい薬草茶に出会ってからは
(何種類もの葉っぱがブレンドしてあるやつね)
毎日やかん1~2回分沸かして、冷やしています。
でも、冷茶だと、
付属のふた付き茶こしみたいなのに茶葉を入れ、水を入れたポットの中に入れるだけ。
沸かす手間が省けるので楽ちんなのと
お客さんに出しても、喜ばれるのがいいですね。
辰巳先生の本の中に
急須に茶葉を入れて、その上に氷をのせて
ダッチコーヒー方式で、冷茶を抽出する方法が紹介されていて
確かに、あの方法でやれば
間違いなく甘露ともいえる、おいしい冷茶ができるけど
うちのように、ごくごくがぶがぶ飲んでしまう家では
冷茶ポットで作る簡単冷ちゃでも
かなりいいんじゃないかと思っています。
暑い日のの朝ごはんには
この冷たい煎茶で、さらさらとお茶漬けというのもいいですよ。
ご飯は温かければ、ちょっと水で洗って熱をとってから茶碗にいれ
あとは冷たいお茶を注ぐだけ。
自家製の糠漬けと梅干と塩昆布でさらさらと食べるもよし
野菜をさっと塩でもんだ即席漬けなんかも合いますね。
今日は、ナスを塩もみしてギュッと水けを絞った後
キッチンはさみで刻んだ梅肉、青しそと混ぜたものをたっぷりのせ
あとは京都のちりめん山椒をのせ
ぶぶあられなんかを入れてみました。
冷たいお茶漬けにぶぶあられが入ると
なんだかわかんないけど、ワンランク上のおいしさになるので
もし手に入れば、ぜひ入れてみてください。
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