家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
なんか私って
どうしようもなく困難なものに吸い寄せられてしまう性質があるみたいで
今また、新たな難しい講座に参加してしまいました。
なんで?
絶対ついていけへんってわかってるのに。
自分でもわかりません。
この講座で読もうとしているのは
「重力と恩寵」(シモーヌ・ヴェイユ著)
最初の一行目から分かりません。
何ゆーてはりますのん?
あまりにもわからな過ぎて、
日本語に翻訳されているという事さえ、疑ってしまいそうです。
こういう本は、とりあえず著者と仲良くなるのが大事かと思い
著者のシモーヌ・ヴェイユをシモちゃんとなずけて
シモちゃん、おはよう、とか
シモちゃん、元気?とか
シモちゃん、今日は調子どお?とか
言いながら、
毎日1行とか2行とか声に出して読んでいます。
でも、一向にシモちゃんと心が通じません。
講座前に課題のエッセイを提出することになっていて
本当は、一冊全部読まないといけないんだけれど
そんなの絶対無理無理無理!!!
そう思っていたら
そう思った人が、続出したのか
最初の章(6ページほど)だけでもいいという事になり
それぐらいならと思ったんだけれど
いやいや、シモちゃんは手ごわいです。
その6ページが、全く理解できないのです。
毎日、シモちゃんに語り掛け
声を出して読んでるんだけれど
いまだ心、通じ合えません。
あまりにもわからな過ぎて
表紙裏に載っているシモちゃんの写真に落書きしてしまいそうです。
そんなこと考えてるから、仲良くなれへんねんわ。
けれど、
シモちゃんの言っていることの中で、
ここは全く理解できひんってとこと
それは違うやろ?って突っ込みたくなるとこと
もう少しシンプルに考えんでもええんちゃうのん?って思うとこと
その考え方はあかんやろ?ってとこと(すいません・・)
そういうところが、少しずつ現れてきているので
本の読み方としては、正しくないのかもしれませんが
少しは、シモちゃんと仲良くなってきているのかも。
ほんの少しだけやけど。
それにしても、こんなんで
課題のエッセイ、書けるんやろか?
いやいや、読み方に正解はないはず
自分が考えたことを書けばいい…はず。
恥をかいてなんぼです。
落ち込んでなんぼです。
がんばれ私!!!
コメント
奥薗さんの切り口、いいですね!わたし 思わず「重力と恩寵」を、図書館で予約しました。どんなとこが アカンやろと思ったんやろ、どんなとこがもっとシンプルにとおもったんやろ、はたまた違うやろ はどこやろとか。興味津々です(^^♪
いつもレシピを作らしてもらってます。最近では ナスとピーマンの味噌炒めにはまりました。この味付けで玉ねぎやキャベツをいれて作っていましたが、奥薗さんのナスとピーマンだけのは、うん、すっきりしてグレードアップしました。シソの葉をうすくせん切りにしてちょこっとのせました。
いつもこころもからだも元気をいただいています。ありがとうございます。
シモちゃんは、なかなか心を開いてくれません。
いやぁ、仲良くなるのには時間がかかりそう。
でも、読んでみて下さい。
シモちゃんは、私の知り合いにはいないタイプです。
「重力と恩寵」…タイトルだけで「何いうてはりますのん?」ですよね。
私も読んでみたいと思い、Amazonで探して読者のレビューを見てみましたが、そのレビューですら「何いうてはりますのん?」でした。
は~世の中には見ている景色が違う人、言語中枢が違う人がいるんだな~と思いました。
シモちゃんが知り合いにいたら、奥薗先生の人参シリシリでもご馳走してあげたいですね。
ですよね~~~~。
ほんま、美味しいものを食べさせてあげたいです。
シモちゃんって、食べることに興味なさそうな感じ。
まずは、しっかりご飯を食べようって、言ってあげたい。