でいりいおくじょのBLOG

2023.07.17

エッセイ教室3回目…撃沈

今日は、読むと書くのエッセイ教室。

 

一回目に出席したとき、撃沈してボロボロになったやつです。

 

実は2回目は別の仕事が入っていて出席できず

今回3回目ですが、出遅れた感はかなりあり。

 

2回目はお休みしても

一応課題は提出し、音声の録音も頂いて、ちゃんと聞いたので

実際は、そんなに大きく遅れたわけではないはず。

 

で、2回目の音声講座を聞きながら

ああ、私はやっぱりダメだなって思ったけど

リアルで出席したのではないので、かなり傷は浅かった。

 

で、今回3回目

1週間前に課題を提出するんだけれど

全力で書きましたよ

余裕なんてないです、ホントに力を振り絞って書きました。

 

でも、持てる力の量が少ないので

その力の範囲でしか書けません。

 

これを提出するかどうか

最後の最後まで迷ったんだけれど

逃げないで提出した自分をほめようと思って

締め切りの1時間前に滑り込みで提出しました。

 

そうして、今日は講座の日。

 

皆さんの書かれたエッセイに一つ一つ先生が批評されていくんだけれど

 

皆さんのエッセイが素晴らしすぎて

本当に、どうやったらこんなのが書けるのか

ただただ、すごいとしか言いようがないものばかりでした。

 

先生も、感心されて、ほめまくっておられました。

それほど本当に素晴らしいんです。

それが読めただけでも、よかったと思えるほどのすばらしさ。

 

その一方で、

私のエッセイは、一つもいいところなしで

予想していたけれど、

やっぱり落ち込む。

 

いいとこ、一つもないって‥。

 

っていうか、

悪いところも指摘されていないので

まあ、軽いシカトです。

 

まだ、ケチョンケチョンに言われた方がましってやつ。

一番落ち込むやつです。

 

現実というのは残酷ですね。

 

上手く書けていないのは、自分でもわかっていたから

そこは、もう落ち込まないって覚悟していたし

他の人との比較ではなく

自分の中で、前回よりも少しでも納得いくところがあったら

それはそれでいいと、思っていました。

 

でも、

自分が大事にしていたキラキラした思い出を

上手く書いてあげられなかったことで

そのキラキラした思い出が、つまらないものに見えたことが

たまらなく悲しかった。

 

大事にしていた宝石が、ただの石ころになるってことを知りました。

 

上手く文章を書けない人間が

大切なことを書いてはいけないね

大切なことをけがしてしまったことが、ただただ悔やまれる。

 

自分の才能のなさに対しての絶望と

大切な思い出をけがしてしまった後悔と

 

こういうのって

才能がどうとか、こうとかって言うと、

それはもう逃げる口実でしかないし

他の人との比較もしたくないけれど

 

でも、どう考えても、あんな文章書ける気がしないし

先生が提示される本も、読める気がしない

 

ってことは、この講座に出席して

いったいどこに向かって、何をしようとしているのか

正直、分からなくなってしまう

 

講義を聞きながら

教室でもボロボロ涙が出て

帰りの電車の中でも、ボロボロ泣いて

家に帰ってからもボロボロ泣いて

またしても、子供か!!!です。

 

ボロボロ泣きながら

なんで、こんなつらいことやってんだろう?

って、また同じことを考えて

どんどん落ち込む。

 

そして、気づいた

そうか、

これはメンタルトレーニングなんだと

 

文章を上手に書くよりもまず

自分には、メンタルトレーニングが必要なんだと

 

いや

読むとかくのエッセイ講座なんだから

そこじゃないのはわかってる。

分かってるけど

私には、

もはやメンタルトレーニングの教室にしか思えないし

そう思うしか、乗り越えられません。

 

教室では、自分たちの作品を

小さな本にまとめる話をされていました

これほどすばらしいエッセイなら、まとめれば本になるとか、って言う話。

 

私には、まるで遠い国の話のようで

 

私は、そんなことより

とりあえず、心折れずに出席できることを目指そう

そういうひくーい目標を定めたのでありました。

 

あと3回を無事終えるなんていうのは、

自分にとっては、もはや願望に近いことになっているので

 

とりあえず次回

課題を提出して、きちんと出席することを目指す。

 

冗談抜きで、そこが今、危ういので

課題提出と出席

そのどちらかでもOKってことにしよう。

もちろん二つできたら、ほめまくる。

 

そこが、目下の目標です。

(レベル低っ!!)

 

Creepy Nutsの“のびしろ”聞いてテンション上げようかと思ったけれど

 

自分にはもう“のびしろ”ない気がして

音楽を聴くのも辛い。

 

そもそも、こんなブログを書いている人間が

この講座に出席しようとしたこと自体が間違っていたのだと

今更思う。

 

ブログとエッセイは、根本的に違う

それが分かっただけでも進歩です。

 

今日は、本当に再起不能やわ。

立ち直れるかなあ‥。

 

2023年7月16日とら

ファイトやで!!

コメント

  1. さとこ より:

    教室での出来事、心中お察しいたします。
    でも、奥薗先生の大切な思い出が書かれたエッセイは、決して、石ころなんかじゃありません。
    そのエッセイはきっと、教室という特定の人たちだけが集まった限られた場所で、特定の人から批評されるべきものではなくて、どこか別の場所で、たくさんの人の共感を得られるものだと、私は信じています。
    先生の文章は、読む人を惹き付けるものがあります!これは疑いようのない事実です!!

    1. 奥薗壽子 より:

      優しい言葉、ありがとうございます。
      新しいことに挑戦するという事は、たくさんの試練があります。
      年齢を重ねれば重ねるほど、新しいことに挑戦しにくくなるのは
      それまでの自分を客観的に見ることが怖くなるからかもしれません。
      自分を許しつつ、それでも自分を励ましつつ、時に自分を甘やかしつつ
      なんとか、もう少し頑張ってみます。
      これからもよろしくです。

  2. 千穂 より:

    私は先生のレシピはもちろんのこと、ブログを始めとする文章も大好きです。
    飾らない言葉、等身大の気持ちがそのまま伝わってくる気がします。
    文章って、人に何かを伝えるための道具だと思います。
    エッセイ教室でほめられるような文章も、そりゃ素晴らしいとは思います。
    ですが私は先生の書く言葉は何より分かりやすい上に人柄や深い経験値がにじみ出ていて、もう本当に少なくとも私には伝わりまくっています。(今日のブログも、まるで先生の経験を追体験するかのごとくで、私まで涙がこぼれそうになりました。)これまで沢山良い影響をいただいています。
    そういう意味では、先生はすでに言葉という道具を使いこなしているように私には思えます。
    先生の文章は、どんなしんどい時にでも身構えずに読めます。
    まるで、しんどい時にでも頼れる先生のレシピのようです。
    先生自身はその良さに気づいておられないかもしれませんが、もしそうならご自身の言葉の持ち味も分かっていただきたいなぁという気持ちになりました。

    1. 奥薗壽子 より:

      励ましてのコトバ、ありがとうございました。
      心に沁みます。感謝感謝です。
      新しいことに挑戦しつつ、だからと言って、流されて迎合してしまうことなく
      自分の足でしっかりと絶つことも大事ですね。
      この歳になって、新しいことに挑戦するのは、結構つらいものもありますが
      楽な人生より、ちょっとしんどいくらいの人生が、たぶん好きなんだと思います。
      あたたかい言葉に元気を頂きました。
      本当にありがとうございます。

  3. めぐ より:

    エッセイって難しいのですね‥。私は読むのは大好きです。奥薗先生のブログにいつも元気をもらっています。先生のお人柄が伝わってきてとても温かい気持ちになります。何年も前のブログも遡って読んでいます。とっても魅力的なブログです。新しいことに挑戦している姿素敵です。
    以前、先生のレシピの豚肉ウスター辛子炒めを作りました。あとがけの辛子ソースがが食欲をそそりました。とっても美味しかったです♪また素敵なレシピをよろしくお願い致します。暑いのでお身体に気をつけて下さいね。応援しています。

    1. 奥薗壽子 より:

      うれしいコメントありがとうございます。
      とても励みになります、感謝です。
      ウスター辛子炒めも作って下さって、ありがとうございます。
      これから、夏本番。ホント暑いですが、お互いに元気に過ごしましょうね。
      これからもよろしくです。

  4. マキコ より:

    先生は学ぶことがお好きなのですね。私もむかーし詩に憧れて良く分からない自分の心の中を表現したくて書いてました。 
    先生がどれだけ他の方々と違うのかわからないですが、続けていかれる気力?体力? が消えてないなら それで良いのではないかな〜と思いますです。
    楽しんで続けて下さいませ♪

    1. 奥薗壽子 より:

      ありがとうございます。
      たぶん、学ぶという事が好きというより
      学ばずにはいられないような習性があるんだと思います。
      苦しみが楽しみに変わればいいのだけれど
      なかなか、そう簡単にはいきませんね。
      とりあえず、頑張れるだけ頑張ります。
      ありがとうございます。

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