でいりいおくじょのBLOG

2023.08.24

「光であることば」トークイベント

6月に発売になった

「光であることば」(若松英輔著 小学館)

のトークイベントが、代官山蔦屋で開催され

Zoomで参加しました。

 

本当は会場に行って、リアルで話を聞きたかったんだけれど

もたもたしている間に、満席になってしまい(皆さんめちゃ早い!)

Zoomでの参加です。

(大体、こういうのは出遅れるのが常です。生存競争には絶対勝てないタイプ)

 

若松先生の話を聞くのが大好きだし

「光であることば」この本は、特に大好きな一冊なので

めちゃ楽しみにしていました。

 

19:00スタート!!

トークイベントなので

「読むと書く」の教室の時とは違う、ゆるい感じのお話です。

それはそれでまた、よかったです。

 

心の残ったのは”場”について話されたこと。

 

人と人がつながっていくとき

そこにできるのが”場”

 

けれど

だれかと一緒にいれば、それが”場”になるかと言えば

そうではないと。

 

確かに

お互いの損得でつながっているような関係の中で

”場”というものはできないものね。

 

人と人が心でつながることが大事。

心でつながって、はじめて”場”ができるんだと思う。

 

でも人と人が心でつながっていくって

簡単なようで難しく

そういう”場”を持つことができれば

それは、大切にしないとね。

 

誰かのことをもっと知りたいって思ったり

その人のことを心配したり

その人の幸せを願ったり、喜んだり

その人の悲しさに寄り添ったり

そういう事ができるって、当たり前じゃなくて

それはすごい事のように思う。

 

また

日々、顔を合わす人とのつながりだけでなく

実際に話をしたことがなくても

心で通じ合えて深くつながっていく

そういう”場”もある。

人と人との関係は、時空を超えるのよね。

 

誰と、どんなふうにつながっていくのか

年齢を重ねると

そういう事が、どんどん大事になる。

 

たくさん、広く、つながる事より

深くつながっていくことの方が大事になる

 

また、深くつながりたいと思うようになる。

 

そのためには、努力も必要

自分から一歩踏み込むことも必要

もしも、そういうつながりの糸口が見つかったら

勇気を出して手を伸ばして、しっかりつかんで

大事に大事に手を離さないようにすることも大事。

 

そんなことを思ったトークショーでした。

とっても良かったです。

 

光であることば

コメント

  1. kako より:

    はじめまして
    こんにちは

    若松先生のご本は大好きで新刊が出れば手に取るようにしています。
    「光であることば」は初め図書館で借りて読みましたが
    手元に置きたくなりネットで調べました。
    その時、奥薗先生の7月12日の記事がヒットしてビックリ。
    チャーミングなお料理の先生として存じ上げていましたが
    このような一面を持っていらっしゃるとは・・・。
    以来、ブログを楽しみに拝見しています。

    >実際に話をしたことがなくても
    >心で通じ合えて深くつながっていく
    >そういう”場”もある

    本当にその通りだと思います。
    そして、このコメント欄も「場」の一つかもしれない、と
    今までためらっていましたが書き込ませていただきました。

    楽しい、ためになる、そして深いお話など
    いつもありがとうございます。

    1. 奥薗壽子 より:

      コメント、ありがとうございます。
      若松先生の本がご縁で、こんな風につながっていくなんて
      すごくうれしいです。感謝感謝です
      是非是非、またコメントくださいませ。
      これからもよろしくです!!

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