家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
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今日は読むと書くの教室
シモちゃんの第2ターム3回目です。
今回のテーマは
比喩と象徴を経験する
これ、まさに今ずーっと考えている事だったので
今回の話はすごく迫ってくるものがありました。
というのも、
それまで当たり前に見過ごしてきたものが
突然、妙に気になり
それがいったい、自分にとって何を意味しているのかを考える
まさにそれが象徴を経験するってことじゃないかって思ったからでして
例えば
ほら、先日のドリルの音
あの音がある日急に気になり始めたことで
自分の生活が、今までとは違うように見え始め
そこから、自分の人生について考えるようになったわけで
それじゃあ、ドリル音は、何の象徴だったのか
という事を、更に考えてみると
自分の周りに張り巡らしていた、固い殻みたいなものを
壊すことの暗示なのかも、って思い始めたんですよ。
私は、保守的で、あまり変化を求めないようなところがあって
何かを習慣にしたり
同じルーティンで暮らすようなことが苦にならないタイプなんですが
逆に新しいことを始めるのが苦手で
イレギュラーな事は、めちゃ不安になるんです。
だから、このままずっと、変化しないで暮らしていくことを
心のどこかでのぞんでいるところがあったんだけれど
実際問題
確実に年は取るし
どこかで、年をとった後のことも考えないといけないのはわかっていて
それを、見ないふりして、やり過ごしていたように思うんです。
忙しいからとか
このままでもなんとかなるだろうとか
でも、あのドリル音が気になった時
自分の殻を打ち破る音のように聞こえたんだと思う。
見て見ぬふりをして
やり過ごそうとする
自分を覆っている固い殻のようなものを打ち破る音
あの、ドリルの音が
怖くて怖くて仕方なかったのは
きっと、自分の殻を破るのが怖くて怖くて仕方なかったからだと思う
って言うか、
怖いんですよ。
ずっと怖いんですよ。
でも、これに気づいたってことは
これを乗り越える必然のようなものがある気がしているのです。
料理について
料理する楽しさや喜びは
生きる事や幸福や愛につながると思っていて
そういうことを書いてみたいと思うんだけれど
自分の無力さも、充分わかっているので
怖いんです。
一歩踏み出せない。
けれど、その怖さも打ち破って
前に進めという事なのかもしれません。
書けるか、書けないか
そういう事じゃなくて
書きたいという気持ちに向かって、前に進むこと
書くために
今やるべきことに向かって一歩踏み出すこと
今日は
少しだけ強くなった気がします。
コメント
私も、どちらかというと保守的です。そして変化が怖い、変化したくない、現状に満足ならずっとこのままでいたいと
切に思ってます。
が、還暦を目前に、これっていうきっかけはないのですが、急に今までの生き方を自己否定するという負の考え方の沼に落ちて
しまいました。苦しくて苦しくて。大好きな、「キッチンに立つ＝お料理する」気力さえなく、スーパーの惣菜かお菓子を食べてやり過ごしてました。でもさすがに、身体が「自分で作ったもの食べてよー」と悲鳴をあげ、先生の、豚肉と小松菜の焼きそばや厚揚げ系のレシピ(本当に簡単レシピで感謝です)を食べて、負に襲われる時間が少なくなってきました。
で、私は何を思ったのか、当時やってたドラマの影響で、ベリーダンスの体験に行ったり、ジャズダンス、ピラティスといくつか身体を動かす体験レッスンに行きました。すると、なんだか気持ちが楽になったんです。
私は趣味はいくつかありますが、全て椅子に座ってのものばかり。身体を動かすということは、運動音痴リズム感なしの私の辞書にない、殻を破る行動でした。
でも、結果的にいっときでも集中することで忘れられて、その後も、余韻でしばらく忘れられ続けていられる時間がある。まるで、ワクチンのような感じです。
人生に関わるような大ごとではないのですが、私にとっては大きな、勇気ある変化でした。
結局、ジャズダンスを始めました。
今では、レッスンの日が楽しみでたまりません^_^目指せ、還暦ダンサー！笑笑
ながながと書きましたが、私にとって、急に負の考え方に落ちたこと、苦手な運動に手を出したことが何かの暗示だったのかもしれません。
すごくいいお話！！！ありがとうございます。
そうですよね、やっぱり思い切って一歩踏み出すって大事。
私も今、いろんなことを考えて
一歩踏みそうと思っているところです。
また、でいりいに書きますね。
それにしてもジャズダンス！！！楽しそう♪