でいりいおくじょのBLOG

2024.04.25

根津美術館で燕子花図!!

今日は、根津美術館に行ってきました。

 

根津美術館玄関

 

一番の目的は

尾形光琳作、燕子花図屏風!

 

根津美術館燕子花

 

これは、教科書にも載っているような有名な屏風絵で

たぶん、GWになったら、ものすごい人が訪れるはずだから

見に行くならGW前だと思っていたんです。

 

私の行っている美容院が根津美術館のすぐ近くで

今日はカットに行く日だったので、

ちょっと早めに家を出て見に行ったのでした。

 

実は、ある時まで、

なんで屏風に絵を描いたかなあ~~って思っていたんですよね。

だって、こんなでっかい屏風、どこに置くのん?

 

広い家に住んではるんかもしれへんけど

はっきり言って、これ邪魔なことないか?

 

横広で、大きく描きたいんやったら、襖に書いたらええやん

って、ずーっと思ってたんです。

 

ところがある時

ちょっと離れたところから、じーっと屏風絵を見ていたら、

なんかぞくぞくぞくってしてきて

突然おおおお~~~~~~ってなったことがあるの。

 

あの時、屏風図に目覚めたんです。

 

屏風図ってね、ジクザクの立体構造なんですよ。

 

例えば燕子花図だったら6枚+6枚の絵がジクザクに立っていて

そのジクザクによって奥行きが出て

絵が立体的に見えるんだって事に気づいたんです。

 

そう思って、屏風図と、襖絵を見比べてみると

これはもう、全然違う。

 

つまり、屏風図って

今風にいけば、3Dやないの!!!

 

さらに言うと

 

このジクザクが、見る角度によって変わるから

私は、右左にゆっくり移動しながら見るんですよ

そうすると、3Dの絵が、

更にダイナミックに動き

まるで動画みたいになるの。

 

更に更に!

この燕子花図のカキツバタは、写実じゃなくてデザインされた花で

まるでスタンプみたいに省略化された同じ姿の燕子花が配置されているから

3Dになって動いた時に

めちゃ、おしゃれに動くんですよ。

 

そうか、尾形光琳ってアートデザイナーやったんやね。

 

いやあ、素晴らしかったです。

 

いつもは、記念に絵ハガキを買って帰って

家に飾ったりするのが好きなんだけれど

 

今回は、買いませんでした。

 

って言うのも、

屏風図って、絵葉書になると

とたんにつまんなくなる気がして‥。(すいません)

 

これは、実物を見ないと!!!

ホント、実物見てほしいです!!

 

ちなみに根津美術館はお庭もきれいで

カキツバタが見ごろでした。

 

根津美術館庭

 

屏風図、少し離れたところから

右左に移動しながら見る!!

是非是非やってみて下さい。

 

おすすめです。

 

 

コメント

  1. ママデューク より:

    尾形光琳の「燕子花あやめ(漢字わからん)図屏風」の方は日本史で覚えました。
    最初の主婦目線の「どこに置くの?」の話も面白かったですが、屏風図は3Dで立体的に見て楽しむというのは目から鱗でした😲日本史で覚えただけでは分からない良さがあったんだなぁと感じました。
    美術館巡り楽しそうですね。
    それでは失礼致します🙇‍♂️足立区一のお調子者f@

    1. 奥薗壽子 より:

      あやめとカキツバタの違い、よく分かりませんね。
      花の角度かなあ。
      燕子花って言う漢字も、読めませんね~。

  2. ママデューク より:

    「燕子花あやめ図屏風」はボクの記憶違いで、この「燕子花図屏風」が日本史で教わった尾形光琳の作品でした。
    「いずれがあやめか燕子花」みたいな文句と記憶がごっちゃになったみたいです。
    訂正します🙇‍♂️それでは失礼致します🙇‍♂️f@

  3. 大阪市のまぁちゃん より:

    奥薗先生「あまろっく」と言う映画メッチャおもしろそうです😊鶴瓶さん、江口のりこさん、中条あやみさんご出演の映画です😊私は絶対観に行きます🎵

    1. 奥薗壽子 より:

      「あまろっく」めちゃめちゃ面白そう♪
      めちゃみたくなった~~~~。

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